出版社内容情報
新規開業の留意点・診療報酬請求の流れや決算申告に加え,必要経費の考え方や医療法人への移行等まで医療会計・税務の重要論点を網羅
内容説明
医療専門の会計事務所に入所しないと得られないノウハウを公開します。医療法と税法の重要論点を網羅し、会社と医療法人の違いを丁寧に解説。医療機関一筋30年の経験が盛り込まれた実践的内容。「事業承継」についての新章を追加!「新規開院のアドバイス」から「医療法人への移行」・「MS法人の活用」まで。
目次
本書のねらい
新規開院へのアドバイス
勘定科目の基本と窓口入金の集計
保険診療報酬請求の流れと留意点
医業未収金と決算申告の留意点
医師・歯科医師とのコミュニケーションに必要な知識
必要経費―親族への給与・理事長報酬
医療機関の事業承継
医療法人への移行と医療法人の諸問題
MS法人の活用
消費税の取扱い
税務調査の注意事項
著者等紹介
安部勝一[アンベカツイチ]
新潟県出身(昭和19年生まれ)。税理士。安部経営会計事務所所長、(有)東京経営研究所所長、病・医院経営指導所所長。M・J・S税経システム研究所客員研究員(医療部会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうき
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・個人診療所の場合、開設者=管理者(院長)だが、医療法人の場合は開設者≠管理者であり、開設者は医療法人、管理者は理事。医療法人は理事3人、監事1人が必要。理事会で医師または歯科医師の理事を理事長に任命する。社員3人以上必要。社員は資金拠出は必ずしも必要でない。社員総会で理事を任命。 ・借入の際に定期預金をお願いされることがあるが、定期預金で資金をホールドされるため、実質金利が上がる。 ・メタルボンドの収入計上は技工所への技工指示書と、技工所からの請求書を突合し、患者カルテのセット日を確認する。2021/05/06