出版社内容情報
主要な分析手法がバブル崩壊やリーマンショックといった時代背景とともに変化しているという視点から構成された、経営分析の入門書。
内容説明
各時代によって企業に求められるものは異なり、求められる経営分析の手法が異なっている。本書では、主要株主の変遷とそれら株主が経営分析に与える影響を考慮。1995年頃までを「規模拡大経営期」、2008年までを「株主価値経営期」、2009年以降を「調和型・共通価値経営期」と区分し、それぞれの時代で重視されていた(されている)分析手法は何かを明らかにしながら、解説した。
目次
第1部 経営分析で経営力を見る(経営力と経営分析;経営分析の体系 ほか)
第2部 企業成長力(製品力・販売力・資金力)と経営分析(企業成長と経営分析;CVP分析 ほか)
第3部 株式市場評価力と経営分析(機関投資家と経営分析;コーポレート・ガバナンスと経営分析 ほか)
第4部 社会的評価力と経営分析(共通価値経営、調和・循環型経営と経営分析;環境問題と経営分析 ほか)
第5部 経営分析の限界(企業倒産と経営分析;中小企業と経営分析 ほか)
著者等紹介
坂本恒夫[サカモトツネオ]
明治大学教授、経営学博士。日本経営財務研究学会および日本経営分析学会の元会長、証券経済学会常務理事、日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム会長
鳥居陽介[トリイヨウスケ]
諏訪東京理科大学専任講師、経営学博士。日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム理事、日本経営財務研究学会、日本経営分析学会、証券経済学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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