内容説明
「国の富裕度」から「個人の幸福度」へ。画期的な目標変更を提案する新経済学を平易に解説。欧米はすでに政策変更と新戦略実施を始めている。
目次
序章 新指標と新戦略の歴史的な意味
第1章 超GDP指標開発の時代(成長率より幸福度―米欧は共に、量より質を目指す;幸福度の諸指標;国富論から幸福論へ―経済学と経済指標の新展開 ほか)
第2章 超GDPの新指標と経済戦略(スティグリッツ委員会の勧告;欧州統計局の取組み;原点に忠実な2020年戦略 ほか)
第3章 地球温暖化と中国・インドのGDP極大化戦略(国際合意を妨害した中国・インドのGDP極大化戦略;悪役交替と削減割当ての3基準;「炭素空間の平等な利用権」という主張 ほか)
著者等紹介
福島清彦[フクシマキヨヒコ]
1967年一橋大学経済学部卒業。69年一橋大学院経済研究科修士課程修了。毎日新聞社入社。経済部記者。76年米国プリンストン大学国際金融学科留学、同大学客員研究員。帰国後77年12月まで毎日新聞社勤務。78年野村総合研究所入社。80年同研究所政策研究部主任研究員。米国ワシントンDCのブルッキングス研究所へ派遣。客員研究員。81年野村総合研究所ニューヨーク事務所勤務。ワシントン事務所長(初代)を経て、86年帰国。同研究所(東京)経済調査部副部長、政策研究部長を経て94年8月から96年5月まで米国ジョンス・ホプキンス大学高等国際問題研究院(SAIS,School of Advanced International Studies)客員教授。96年野村総合研究所社会産業研究本部主席研究員。99年野村総合研究所(ヨーロッパ)社長(ロンドン駐在)。2002年帰国。野村総合研究所主席研究員。2004年天津日中大学院客員教授。2004年末野村総合研究所を定年退職。2005年立教大学経済学部教授。2011年立教大学経済学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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