内容説明
本書では、繰り返される生保危機を客観的に観察しながら、わが国の生保業界が、今後、どのような方向に向かっていくかを、各年度に発表された決算を通してわかりやすく説明している。
目次
第1章 2002年―生保危機発生のメカニズム
第2章 2002年―生保経営の実態は「ディスクロージャー誌」から読み取れるか
第3章 2003年―黒字決算なのに、なぜ生保危機が叫ばれるのか
第4章 2004年―主要生保の現状と将来戦略
第5章 2005年―生保経営と保険行政
第6章 2006年―保険商品の動向と販売
第7章 2007年―生保商品と金融商品の競合を促す最近の動き
第8章 2008年―生保経営のフレームワーク
第9章 2009年―再編を予感させる厳しい内容の生保決算
著者等紹介
小藤康夫[コフジヤスオ]
1953年10月東京に生まれる。1981年3月一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、専修大学商学部教授。商学博士(一橋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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