出版社内容情報
個人の所得稼得活動と消費活動を明確に画すことは困難であり、混在した両者を区分することは容易でない。本書は費用収益対応という企業会計の観点から給与所得の必要経費性について考察。
目次
第1章 給与所得者の通勤費の必要経費性(通勤費の必要経費性;Flowers事件 ほか)
第2章 給与所得者の旅費の必要経費性(旅費の必要経費性;事業と娯楽に関係する旅費 ほか)
第3章 給与所得者の被服費の必要経費性(被服費の必要経費性;Pevsner事件 ほか)
第4章 給与所得者の教育費の必要経費性(教育費の必要経費性;Sharon事件 ほか)
第5章 給与所得者の交際費の必要経費性(交際費の必要経費性;Moss事件 ほか)
著者等紹介
小池和彰[コイケカズアキ]
1963年神奈川県横浜市生まれ。1992年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。同年京都産業大学経営学部専任講師。1996年同助教授(現職)。現在、京都産業大学及び奈良産業大学で簿記・税務会計を担当
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