内容説明
グローバル、フリー、フェアな市場形成を目指し、各国の会計基準も国際会計基準への統合・収斂が進められている。このような状況のなか、わが国でも、連結会計、税効果会計、金融商品会計、退職給付会計、減損会計等が次々と導入されている。本書は、今日わが国の会計制度について、近年の商法改正もふまえて、国際会計基準や米国会計基準も参考にし、便宜設例も用いながら解説する。
目次
第1章 財務会計の意義及び制度
第2章 会計公準及び財務会計の基礎的諸概念
第3章 概念フレームワーク
第4章 一般原則
第5章 財務諸表の構造
第6章 連結会計
第7章 税効果会計
第8章 金融商品会計
第9章 退職給付会計
第10章 減損会計
第11章 リース会計
第12章 外貨換算会計
著者等紹介
岩崎健久[イワサキタケヒサ]
1962年宮城県生まれ。1986年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1995年筑波大学大学院博士課程社会科学研究科法学専攻修了。1995年法学博士。帝京大学教授(経済学部・大学院経済学研究科)、公認会計士(日本公認会計士協会東京会)、税理士(東京税理士会)
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