出版社内容情報
企業における環境と経済の共生を実行する手法として登場してきた環境管理会計について、環境保全活動全般を見直し、環境負荷削減と環境コスト低減に向けた取組みについて平易に解明。
内容説明
本書は、約2年間にわたる研究会の成果を一冊の書物にまとめたものである。欧米における最新の研究成果を随所に取り入れ、できるだけ平易に執筆するよう努めた。本書の目的は、わが国企業においてまだ十分に理解され、かつ導入されていない「環境管理会計」について、一般の経営管理者、環境保全部門の管理者、環境マネジメント、環境会計に携わっている専門家、環境会計、環境管理会計を学習している大学生、さらには環境問題に関心のある一般市民、を対象に編纂した。
目次
第1章 序論
第2章 環境マネジメント
第3章 環境管理会計
第4章 環境原価計算
第5章 外部情報を含めた環境原価計算
第6章 環境コストマネジメント
第7章 マテリアルフローコスト会計
第8章 環境投資とその進め方
第9章 環境監査の仕組み
第10章 環境監査の進め方
著者等紹介
矢沢秀雄[ヤザワヒデオ]
現職、専修大学商学部教授、商学博士、日本物流学会理事、日本ロジスティクスシステム協会運営委員会委員。早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得、流通経済大学、千葉商科大学を経て現職
湯田雅夫[ユダマサオ]
現職、独協大学経済学部教授、博士(商学)、日本会計研究学会評議委員、日本社会関連会計学会理事、日本セキュリティ・マネジメント学会監事。早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得、独協大学経済学部専任講師、助教授を経て現職
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