エンロン崩壊の真実

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エンロン崩壊の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784419041502
  • NDC分類 540.925
  • Cコード C2034

内容説明

なぜエンロンは破綻したのか?最も革新的といわれていたそのビジネス・モデルとは?不正を許してしまった企業風土、複雑な金融取引のからくり、政府・金融機関・監査法人との癒着、内部告発・中傷という社員の行為の背景にあったもの。この一冊でエンロン事件の全貌が見えてくる。

目次

第1章 ケネス・レイ会長がジャンク・ボンドで資金調達
第2章 部分的な開示
第3章 スキリングの“ケーススタディー”
第4章 “ランク・アンド・ヤンク”
第5章 マーケット創設を事業化すれば好業績
第6章 エンロン、オンライン事業に乗り出す
第7章 高い代償のブロードバンド
第8章 エンロン、水道事業に参入する
第9章 傲慢から倒産へ
第10章 トップは「買い」を勧め、裏で売る
第11章 エンロンの物語の終焉

著者等紹介

フサロ,ピーター[フサロ,ピーター][Fusaro,Peter C.]
エネルギー産業向けにコンサルティング・サービスを提供するグローバル・チェンジ・アソシエーツの創立者で社長。過去13年間、エネルギー産業全般に関すること、エネルギーの危機管理のこと、そしてエンロンについて、精力的に研究し発表してきた。エンロンについての調査は、破綻する以前から手がけており、そのビジネス・モデル、企業体質など、広範囲に及んでいる。そのため、著者がこれまで発表してきたものはエンロンの劇的な崩壊を調査し始めた研究者たちから、常に引用される文献となっている。27年間にわたって国際的にエネルギー関係の仕事に携わっており、エネルギー関係の会議では世界の各地でスピーチをしている。現在、米国エネルギー省のアドバイザーで、国際エネルギー経済協会(International Association of Energy Economics)ニューヨーク支部の会長を務める。フサロはカーネギー・メロン大学でBA(文学士)を得て、タフツ大学では国際関係論でMA(文学修士)を取得している

ミラー,ロス・M.[ミラー,ロスM.][Miller,Ross M.]
ミラー・リスク・アドバイザーの創立者で社長。ヒューストン大学、カリフォルニア工科大学、ボストン大学で数年間ファイナンスおよび経済学を教えた後、ゼネラル・エレクトリックでファイナンス(資金調達)を数量的に調査するグループを立ち上げた。また、国際的な投資銀行ではシニア・バイス・プレジデント兼ディレクター・オブ・リサーチ(調査担当)でもあった。実験経済学のパイオニアと目されており、FTC(連邦公正取引委員会)や国務省のコンサルタントを務めたこともある。また、“スマート・マーケット”と呼ばれているインテリジェント・エレクトロニック・マーケット・システム(電子マーケット・システム)の研究では、名前が知られている。カリフォルニア工科大学で数学の学位を取り、その後ハーバード大学で経済学のPh.D(博士号)を取得している。現在、妻、二人の子供とともにニューヨーク州在住

橋本碩也[ハシモトセキヤ]
1947年、三重県生まれ。70年、日本リーダーズダイジェスト社入社。月刊誌の日本語版、国際版などの記者、編集者、また、単行本の企画、編集などに携わる。85年、証券系経済研究所へ移る。アナリストとして各産業セクターの調査、マクロ・ミクロ経済の研究・分析、情報・運用ストラテジスト、商品・金融先物などの調査・業務に就く。その後、大手新聞社英字新聞、フリーランスで講演・翻訳・執筆活動などを経て、現在PR会社に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

25
金儲けが悪いとは言わないが、エネルギーや電力、水、食料を扱う企業,法人は、現状維持を最優先とするべきで、簡単に資本があるからと参入させたり、法を改造するべきでない。トレーディンカード世代が、その手練手管を株操作,買収に持ち込んだエンロン創業者たち。ライフラインたる公益会社がそれをやり、マネーゲームが社会と社員を混乱に巻き込み崩壊。規制緩和、自由化を声高に叫んでいる”国際人”も、かつて”進歩的知識人”が結局蒙昧な教信者だった様に、なぜ規制されているのか、なぜ保護されているのかという事をよくよく考えるべきだ。2014/04/05

ほじゅどー

10
★★全米を巻き込んだ起業スキャンダル、エンロンの経営破綻。まるで子供がスター・ウォーズのトレーディング・カードに興じるようにエンロンの会計帳簿を操作していた。これが現実に起きていたとは恐ろしい。2016/04/27

A.Sakurai

4
エンロン事件発生直後に出版されたもの。エンロン事件の経過というより、あの事件が成立し得た周辺環境の変化=政治、経済、社会、技術の因果関係を説明している。さらに人々が変化にどう反応しているかという文化的な動きも盛り込んでいる。非常に微細で複雑な仕組みのメカニズムを単純化して書いているので分かりやすいが、どこまで正確で妥当か判断するには専門知識が必要そうだ。2019/07/01

サカモトマコト(きょろちゃん)

3
全米を巻き込んだエンロンの経営破綻劇はなぜ起きたのかを解説している本。 利益追求と企業倫理のバランスをどのように保つのが良いのかを考えさせられました。2020/06/19

みうら

1
エンロン事件とはなんだったのか詳細を知りたくて読了。登場人物の詳細や時系列の表があるので、わかりやすい。また、えんろんが破綻してから一年も経っておらず全く終結していない中の書籍化であるため、非常に内容が生々しく感じる。実際の登場人物の写真も添えてあるのもよかった。この事件をきっかけにどの程度の会計処理が見直されたのか気になるところ。天候デリバティブを初めて作ったのがエンロンというのも衝撃だった。2023/06/09

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