内容説明
本書の特徴は、簿記の基礎を習得するための一切の無駄を省いた具体例を交えた箇条書きによる簡潔な解説とその応用に心がけ、過去の検定試験問題を練習問題に配置した構成をとり、最重要事項である決算整理については、特に詳細な解説をつけ加えている。また、コラム欄で簿記の雑学、実務、理論等を多数掲載することで、数々の疑問に応え、実際に役立つ知識も網羅している。
目次
第1編 簿記の基礎(簿記とは何か;簿記の概念;簿記の仕組み;決算手続(日商簿記検定4級))
第2編 個別取引の処理と決算(現金・預金の取引;商品売買の取引;掛取引;掛取引以外の債権・債務;手形の取引;有価証券の取引;固定資産の取引;個人事業の資本金;収益・費用の記帳;伝票会計;決算手続(日商簿記検定3級))
著者等紹介
寿山泰二[スヤマヤスジ]
昭和54年3月関西学院大学商学部卒業。平成8年3月神戸商科大学大学院経営学研究科修士課程修了。平成8年4月京都短期大学商経科講師。平成12年4月京都創成大学経営情報学部講師、現在に至る。(税理士、CFP)。日本会計研究学会、社会関連会計学会、日本FP学会、日本FP協会等の会員として所属する一方、わかりやすい内容と評判の「簿記」講義では、毎年多数の日商検定試験合格者を輩出している。また、税理士・CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)等の資格を所持するプロの実務家として、郵政省「暮らしの相談センター」をはじめ多方面で相談・講演を引き受け、セミナー講師等も務めている
野村健太郎[ノムラケンタロウ]
昭和38年3月神戸商科大学商経学部卒業。昭和40年3月神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。昭和40年4月神戸商科大学商経学部助手。その後講師、助教授を経て、昭和53年4月、教授。平成3年10月博士(経営学)(神戸大学)。平成11年10月大分大学経済学部教授。日本会計研究学会理事、国際会計研究学会理事、社会関連会計理事
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