内容説明
一見、複雑ですが、きっちりとした体系が整っているのが、法人税法です。法人税の基本的な体系と、基礎的な事柄をしっかり押さえると、案外に能率よく理解できます。したがって、なぜこの制度があるのかなど、最初に覚えておくと全体の理解に役立つと思われる部分に力点を置いて書きました。本書が法人税を初めて勉強しようといる人のために、また、税理士や公認会計士などの試験を目指す人の入門書として少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
法人税のあらまし
法人所得計算の原則
益金の範囲および計上時期
益金―別段の定め
損金の範囲および計上時期
売上原価および有価証券の譲渡原価―資産の評価
費用
減価償却費―固定資産の評価
損失の税務
引当金と準備金
圧縮記帳等
欠損金・税効果会計
国際取引
税額の計算
申告、納税と帳簿
申告書の記入
