内容説明
環境問題は、現象としては産業公害問題、都市生活型環境問題、「アメニティ」問題、地球環境問題というように変移してきた。環境経営学は、この事実を正確にとらえるとともに、とくに「人類の危機」といわれる地球環境問題に焦点を合わせて、それが企業経営に投げかける問題状況を企業の「社会問題」(企業問題)として解明することによって、環境経営の理論と実践に資することを目的とする。本書は、この環境経営学を扱ったシリーズの第1冊めである。
目次
第1章 企業経営研究と環境問題
第2章 「環境の世紀」の企業経営研究
第3章 循環型社会と環境経営
第4章 21世紀企業像と環境主義経営―企業の「行動原理」と「自己責任」に関連して
第5章 企業影響力圏と企業責任
結 環境経営学私案と環境経営学会設立の必要性
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