内容説明
廃棄物、ひいてはエントロピーを無視すると同時に、経済学者の、生産・流通・消費だけで循環プロセスが成り立つと見る永久機関説に大いなる反省を促し、自然経済の諸特徴を含む綜合経済を前提に、真の環境経営の本質とは何かについて探究している
目次
第1章 宍道湖・中海の生と死
第2章 藤前干潟から見た環境アセスメント
第3章 環境ホルモン―その恐るべき現実
第4章 釧路湿原のワイズ・ユース―その虚像と実像
第5章 電気・電子機器製造業の環境経営
第6章 ポピュリズムによる長井市のまちづくり
第7章 日本列島の自然を守る水稲農業の再生
第8章 ニュージーランドにおける自然環境意識
第9章 温暖化防止京都会議におけるNGOの活動とその役割
第10章 環境オンブズマンとエコチェック
第11章 持続可能な経営に向けて
第12章 短命・少子化時代の到来