内容説明
飽くなき成長を求める現代企業は、激しい世界的な競争の中で日々生き残りを賭けた事業活動を展開しており、急速かつダイナミックにその姿を変えつつある。それとともに、大規模化、国際化、多角化、情報化などに最新の経営手法を用いて推進される企業の経済活動がもたらす社会的影響は、今日、計り知れない。本書は、このように変貌する現代企業の最新の実態と動向を把握し、その経済活動が提起する重要な問題点(社会的意義、矛盾、課題)を析出して科学的に解明するものである。
目次
第1部 現代企業の諸問題(現代企業の基本構造―若干の類型認識と国際比較;現代世界資本主義体制と日本の企業経営;情報化と企業経営;現代企業と環境―クボタを事例に;現代企業と福祉―障害者雇用を中心に ほか)
第2部 現代企業の諸活動(日本企業のアジア展開の現状と課題―ASEANを中心として;アジアの石油資源と日本企業;現代日本自動車部品企業における生産技術部門と作業組織;リーン生産とチーム作業方式;総合商社の人事管理と企業労働 ほか)



