内容説明
本書は、「1980年代における英国企業の合理化と労使関係」について、科学的な経営経済学の立場から紹介・検討・考察を行っている。英国企業の資本主義的合理化は、英国以外の先進資本主義国の合理化と比較しても、多くの点において、共通する一般傾向と特徴を有しており、その意味において、着目すべき事例であると言える。それゆえ、本書は、英国企業の多様な変化を、「合理化と労使関係」を軸にして、多くの重要なトピックスを内包する形で論述しており、現代英国企業の動向や特徴を紹介している。
目次
第1部 現代英国企業と労使関係の変貌(労働組合組織と環境変化;労使関係管理の進展と企業内労使関係の変化)
第2部 ME合理化と労使関係(ME合理化と労使関係;ビール醸造企業におけるME合理化と労使関係;「ME合理化と労使関係」への一考察)
第3部 ジャパナイゼーションと労使関係(在英日系製造企業の経営展開と労使関係;英国トヨタの労務管理と労使関係;結論)
-
- 電子書籍
- マタギ列伝(2)