内容説明
わが国の場合、国際間の課税問題の大半は日本と米国にかかわるものといわれている重要な位置を占める日米租税条約を逐条的に解説すると共にOECDモデル条約や国内税法との関連に配意しながら論述された決定版。本書は、雑誌“INTERNATIONAL TAXATION”(国際税務)に1986年6月(vol.6,No.6)から1988年8月(vol.8,No.8)までの22回にわたって連載した『逐条研究・日米租税条約』をとりまとめたもの。
目次
1 総説(日米租税条約の締結経緯;新日米租税条約の特質―旧条約との主な相遺点;各条項の概要)
2 逐条解説と研究(対象租目;一般的定義;居住者(条約適用対象者)
課税上の一般原則
二重課税の調整 ほか)