内容説明
本書は、いわゆる資本等式にかかわる体系、貸借対照表等式体系、給付と収支との対流関係理論(ワルプ理論)、および企業資本等式体系(「試算表」等式体系)の4学説を取り上げ、それらの相互関係をも視野に収めつつ、各学説の実相を徹底的に追究したものである。
目次
第1部 会計構造の概念と会計構造論の課題(会計構造の概念;会計構造論の課題;説明対象と説明理論)
第2部 諸会計構造学説の理想型(資本等式の体系;純財産比較等式の体系;純留保比較等式の体系;貸借対照表等式の体系;対流関係理論;企業資本等式の体系)
第3部 会計構造論における分析および分類の枠組(会計構造論における分析視点;会計構造論における分類枠組)