内容説明
昭和63年度の相続税関係の主要な改正は、住宅取得資金の贈与にかかる課税の特例制度の2年間延長と国等に相続財産を贈与した場合の非課税特例適用対象公益法人の追加です。なお、国税通則法の一部改正により、昭和62年10月1日以後に法定申告期限の到来する国税について、過少申告加算税、無申告加算税および重加算税の割合が5%引き上げられました。本書は、民法との有機的な関連を重視し、判例通達で示された解釈をふまえて、一貫した理論的基礎の上に、実践の方向をも示唆した、学習及び実務に役立つ基本書です。
目次
第1章 相続税法の構成と特色
第2章 相続税の課税要件
第3章 贈与税の課税要件
第4章 相続税の手続規定
第5章 贈与税の手続規定
第6章 雑則および罰則
第7章 財産の評価
相続税法演習問題
税理士試験の問題と解答
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- 和書
- 青い国のぬのばあ(布婆)