内容説明
19世紀アメリカ製造業の成長過程において、製造業者は、19世紀という時代的背景のもとで、いかなる経営問題に直面し、それを解決する過程で、いかに経営職能を分化させ、主要職能領域、すなわち生産職能、労務職能、財務職能、販売職能、そして、危険(保全)職能の管理を生成・発展させていったかを経営の経済的合理性を追求する視点から、さらには、経営史的アプローチから検討する。
目次
第1章 アメリカ経営管理生成の背景
第2章 生産管理の生成と発展
第3章 労務管理の生成と発展
第4章 財務管理の生成と発展
第5章 販売管理の生成と発展
第6章 リスクマネジメント生成の萌芽
第7章 萌芽期アメリカ経営管理の特徴と評価