内容説明
昭和62年度の相続税関係の主要な改正は、計画伐採する立木にかかる相続税の延納に伴う利子税が軽減されるとともに、緑地保全地区等内にある土地にかかる相続税の延納に伴う利子税の軽減の特例制度が創設されたことです。本書は、民法との有機的な関連を重視し、判例通達で示された解釈をふまえて、一貫した理論的基礎の上に、実践の方向をも示唆した、学習及び実務に役立つ基本書です。
目次
第1章 相続税法の構成と特色
第2章 相続税の課税要件
第3章 贈与税の課税要件
第4章 相続税の手続規定
第5章 贈与税の手続規定
第6章 雑則および罰則
第7章 財産の評価