内容説明
高度経済成長期以降、飛躍的に発展し、国民経済における地位・影響力を拡大した「港湾」も、産業の「空胴化」、国際的経済環境のきびしい波浪に洗われている。素材型大量物流の時代から多品種製品物流の時代への移行、また地域住民・国民の関心と要望の高まりのなかで「港湾」も新しい明日が必要となった。今こそ、多岐・多様な研究・調査の体系化、科学的な港湾経済論の確立が急がれる。そのワン・ステップとして、現在の「港湾」問題を体系的に明らかにすることを本書は意図している。
目次
第1章 港湾論概説
第2章 港湾の発達と現状
第3章 現代の物流と港湾
第4章 港湾における用役生産と蓄積構造
第5章 港湾行政と港湾経営
第6章 現代港湾の諸問題
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