内容説明
千古の法灯を絶やすことなく今に伝える高野山。弘法大師空海がいまもおわす深山幽谷の聖地。時代をこえ、階層をこえて篤い信仰を集めつづけるその霊域高野山のもつ神秘さ、深遠さの魅力のすべてがこの1冊にこめられている。
目次
霊峯高野山
四季めぐり
高野山へのあこがれ
伽藍と霊域をたずねる
空海の肖像
曼荼羅の宇宙
歴史散歩
拝観のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハヤカワショボ夫
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名刹とは有名な由緒・歴史がある古い寺を指しますが何故「刹」の字が寺の事を指すのかというとサンスクリット語の音写に由来があるそうです。空海が創設した日本の名刹高野山の神秘さ、深遠さを美しい写真・詩で表現されています。内容は空海・高野山の歴史と文学と美術で構成されて今までに数冊読んでいるので特に新しい発見はありませんでしたが加藤楸邨氏、陳舜臣氏、白洲正子氏の一流の芸術家が責任編集に当たっているだけに今まで読んできた本の内容と比べ全体に流れる洗練されたセンスを感じ高野山の神聖な雰囲気を堪能できます。【図】★★☆2015/06/26
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