出版社内容情報
すべての施設に こどもを育む遊具・あそび環境を
こどものあそび環境の第一人者
建築家・仙田満による、遊具・あそび場の集大成
<遊環構造>理論に基づいた、あそび場96例!
こどものあそび環境の有り様を見つめてきた建築家・仙田満。
独自の<遊環構造>理論に基づき、これまでに設計した遊具、あそび場を集大成。
図書館、コンサート会場、スポーツ施設などに備えた「あそび場」96例を
写真家・藤塚光政の躍動感ある写真で、ご紹介します。
あそぶことで、こどもは社会性、コミュニケーション力、
運動能力、そしてレジリエンス力を育みます。
文化活動、スポーツ活動、社会活動を行うすべての施設に、
こどものあそびを保証する居場所づくりを。
これからのこども環境を考える、すべての大人に必携の一冊です。
内容説明
建築家・仙田満が生み出す、創造的な“あそび環境”である「YUGU」=遊具。遊環構造をもったダイミナックで巨大なストラクチャーや、三次元のあそびをもたらす立体的な遊具の数々は、世界中のこどもたちの冒険心や好奇心を刺激し、時間を忘れてあそびに夢中にさせる。YUGUによって“あそび環境”そのものを創出し、こどもの自由な心と健全な体を育成してきた仙田満のプラクティカルな発想の集大成。
目次
YUGUに関するアフォリズム
96の遊具“YUGU”
こども施設におけるあそび空間
博物館におけるあそび空間
スポーツ施設におけるあそび空間
劇場におけるあそび空間
庁舎・図書館におけるあそび空間
町の広場におけるあそび空間
自然環境におけるあそび空間
住まい環境におけるあそび空間
こども園、幼稚園、保育園におけるあそび空間
教育施設におけるあそび空間
医療施設におけるあそび空間
海外施設におけるあそび空間
公園における遊具
単体遊具
著者等紹介
仙田満[センダミツル]
(株)環境デザイン研究所会長。環境建築家、工学博士。こどものあそび環境を独自に研究し、こどもの興味と行動基準を軸にした“遊環構造”理論を提唱。変化に富む循環機能を備えた、こどもが生き生きとあそべる園舎・園庭・遊具のデザイン・設計を手がけ、建築界・教育界ほかで高い評価を得る。特に遊具は、園にかぎらず公共のさまざまな施設に応じて多彩なバリエーションで設置され、こどもたちのあそび環境の拡大と多様化に大きく貢献している。1941年横浜生まれ。2004年こども環境学会創設、会長、2010年代表理事。受賞、毎日デザイン賞、日本造園学会賞(作品賞)、日本建築学会賞(作品賞)、村野藤吾賞、Interarch 2003グランプリ、IOC/IAKS賞金賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きゅー
kaz