基礎から身につく「大人の教養」<br> 脳と音楽―脳科学者が挑む音楽の正体

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基礎から身につく「大人の教養」
脳と音楽―脳科学者が挑む音楽の正体

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418232161
  • NDC分類 761
  • Cコード C0073

出版社内容情報

気鋭の脳科学者が挑む「音楽とは何か?」。知的刺激に満ちた音楽理論書

・脳科学者が音楽のしくみ・存在意義を科学的に掘り下げる
・音楽家・音大生他、音楽を愛する全ての人に
・「音階/音律の成り立ちに関して、本書がもっとも理にかなって分かりやすい」(ピアニスト・角野隼斗氏推薦)

「音楽の仕組みや存在意義に根本から科学的にアプローチした本書は、多くの演奏家にとっても気づきの多い内容だと思う。音階/音律の成り立ちに関して沢山本を読んだが、本書がもっとも理にかなって分かりやすい。脳科学的な「緊張と弛緩」の話は、全ての時間芸術において成り立つと思う」(ピアニスト角野隼斗氏推薦文より)。 脳科学者が挑む、音楽とは何か?耳の構造から音を読み解き、なぜドレミ音階なのかを経て、音楽の誕生を考察。物理学、心理学、脳科学的視点から重層的に「音楽」を探求する流れは、知的刺激に満ちて感動的。

内容説明

なぜ、ヒトはこれほど音楽が好きなのでしょう。ヒトにとって、音楽とはいったい何でしょう。地球にヒトが誕生しなければ、音楽が生まれることはありませんでした。ヒト脳がヒト脳のために作ったものだからです。ヒトの脳があるからこそ音楽がある。この前提を胸に、音楽の正体に迫りましょう。

目次

第1章 音波と音―物理学と心理学
第2章 音の誕生―耳のしくみ
第3章 音から音階へ―聴覚心理学
第4章 ドレミの誕生―音楽心理学
第5章 音から音楽へ―音楽理論と音楽史
第6章 調性音楽の登場―和声楽
第7章 音楽のしくみ―情報理論と楽式論
第8章 音楽と脳―脳科学
第9章 音楽とは何か?―総合

著者等紹介

伊藤浩介[イトウコウスケ]
新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター准教授。1972年生まれ。京都大学理学部卒業。同大学理学研究科(霊長類研究所)博士課程修了。博士(理学)。専門は認知脳科学、無侵襲脳機能計測学、霊長類学。ヒトや動物の知覚や認知の仕組みおよびその進化を、脳波やMRIなどの無侵襲の脳機能計測で調べている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ムーミン2号

4
音楽の理論はさっぱりわからないし、和音はもとより和声楽などもチンプンカンプンなので、わりとそこらあたりをやさしく解説してくれていて、一応ついていけた。音楽とは何かの結論は「言葉で表せない何かを伝えるもの」だということだ。音楽が「弛緩」と「緊張」から成り、その緊張を生むために作曲家たちは様々に工夫し、時には冒険し、反発されながらもそれが後には音楽理論へと昇華されていったらしい、ということは分かった。これからは「弛緩」と「緊張」に気を付けながら音楽を聴いていってみようと思う。2025/08/10

ソバージュ

3
図書館本。音波が耳に届き、脳の働きで音になり変化したものが音楽。演奏者の発する音が運ぶ情報により、聴き手に緊張や弛緩の心の動きを起こすことにより音楽になるとのことで、音波と音、耳のしくみ、音階、ドレミ、音楽理論や音楽史、和声楽、学識論、脳科学について論じられる。序盤は数学的で何度寝落ちしたことか。音階から終盤は興味深く一気読みでした。2025/07/13

マウンテンゴリラ

1
脳科学に関しても音楽に関しても、全くの素人の私であるが、その私にとって、音というのは空気の振動という、初歩的、客観的、偏見的知識を出ることは無かったと言える。そしてその振動ということに関しても、波動としての音の大きさ(振幅)と高さ(周波数)によって定義づけられるものという拙く無味乾燥な知識しかもっていなかった。それ故、音楽が生み出す哀しみや喜び、そして感動といったものと、音というものの定義的理解には何の接点もなく、またそれについて深く考えることもなかった。本書によって、音楽の要素としての音には、→(2)2025/07/20

piro

1
まぁ私のようなおバカが読むような本ではなかったな。脳と音楽。まるで真逆。ただ単純に音を楽しんできた私には何も生まない本でした。クラッシック育ちででもいろんな音楽が好きで。私には心の拠り所。耳の構造、周波数、エネルギー云々は難しかった。じゃあ何で読んだの?と言われたらやっぱり音楽が好きだから。2025/07/29

左手爆弾

1
物理現象としての「音波」と脳の中で起こる「音」を区別して論じるというコンセプトは理解できる。しかし、肝心の「音」について脳の中でどのような処理が起きているかはまだほとんどわかっていないため、あまり中身のない内容になってしまっている。理論家的にはわかってないことが多すぎるし、音楽の実践家としては、過去の経験知の積み重ねである音楽理論の方が便利ということになる。音楽における「緊張と弛緩」というのは、実践的には当たり前すぎることではないだろうか。2025/05/24

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