100年読み継がれる名作<br> 小川未明童話集―赤いろうそくと人魚・野ばらなど

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100年読み継がれる名作
小川未明童話集―赤いろうそくと人魚・野ばらなど

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784418228461
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

今届けたい「野ばら」、「赤いろうそくと人魚」など小川未明の不朽の名作12話

・生誕140年を迎えた、小川未明の不朽の名作12話を収録した童話集。
・「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜とめがね」「どこかに生きながら」など、時を越えて、弱き者に寄り添う珠玉の作品を集めました。
・新潟県上越市に生まれ、雪国の自然や命の儚さを描いた未明童話を、柊有花が大胆で柔らかな構図で、美しく表現。
・巻末に、各話の<解説>と、作者と物語の背景を知ることができる<「小川未明」と文学の世界>を写真付きで掲載。
・大判ソフトカバーで読みやすく、漢字はすべてふりがな付き。
・小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊。

「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜とめがね」「どこかに生きながら」など、
時を越えて、弱き者に寄り添う小川未明の名作12話を収録。
未明童話が放つ、ロマンとヒューマニズム、雪国の厳しい自然や命の儚さを、
柊有花の大胆で柔らかな挿絵でお届けします。

巻末には各話の<解説>と<「小川未明」と文学の世界>(写真付き)を掲載。
漢字はすべてふりがな付き。小学生から大人まで、繰り返し味わえる一冊です。

内容説明

新潟県上越市に生まれた小川未明は、生涯で約1200編もの童話を書きました。雪国の厳しい自然や命の儚さを紡いだ彼の童話には、時代をこえて心に響く、ロマンとヒューマニズムがあります。「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜とめがね」など時をこえ、弱き者に寄り添う名作12話。「小川未明」文学の世界・解説つき。小学生から。

著者等紹介

小川未明[オガワミメイ]
新潟県上越市生まれ。小説家・童話作家。1882年旧高田藩士の家に生まれ、東京専門学校(現・早稲田大学)在学中に坪内逍遙に師事。卒業後は小説を執筆するかたわら童話を意欲的に発表し、多くの童話を発表。「日本近代童話の父」として現在も読み継がれる。1961年に死去するまでにおよそ1200編にのぼる童話を残した

柊有花[ヒイラギユカ]
イラストレーター・詩人。「見えないものを形にし、誰かに何かを届ける」をモットーに、イラストや文章、選書など、分野の枠を超えて活動。装画をはじめ、パッケージイラスト、ほぼ日手帳カバーオンカバーなど、ひとの生活に寄り添うこと/ものづくり全般に取り組む。イラストを使ったオリジナル文具なども多数発売

小埜裕二[オノユウジ]
文学研究者・上越教育大学教授。金沢大学文学部、筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程において日本近代文学を専攻。小川未明、宮沢賢治、三島由紀夫など大正・昭和期の小説や童話を研究し、現在は小川未明文学館専門指導員、小川未明研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よこたん

37
“見ると、一列の軍隊でありました。そして馬に乗ってそれを指きするのは、かの青年でありました。その軍隊はきわめて静しゅくで声一つたてません。やがて老人の前を通るときに、青年はもく礼をして、ばらの花をかいだのでありました。” 教科書で習った頃と同じようにばらが匂い、みつばちの羽音が聞こえた気がする。この本は小学校の国語の教科書を思い起こすレイアウトと、白黒のさし絵に懐かしい気持ちになる。収録された12作は、どこか儚げで靄がかかったような雰囲気に包まれて、体温・血圧低めな感じ。「黒い人と赤いそり」にぞわり。 2023/04/11

ルカ

25
12作品収録。小学校低学年でも読めるように、漢字にかながふられ挿絵も多い。 『赤いろうそくと人魚』だけ子供の頃に読んだことがあった。やはり印象に残る作品だった。 どの話も自然界全ての物に心が宿っている。そう思うと慈しみの心が芽生える。 『ガラスまどのコウホネ』『野ばら』も好みの作品だった。2023/03/10

21
「むすめは、手にもっていたろうそくに、せきたてられるので絵をかくことができずに、それをみんな赤くぬってしまいました」小川未明の童話は物哀しい。メリバですらない。お菓子が入ってる箱に描かれた天使が車にひかれ踏みつぶされ捨てられ焼かれても、天使だから痛くも痒くもなく物珍しい地上に飽きれば天に還るだけという「あめチョコ工場の天使」怖かった。隣国から1人ずつ兵士が出され国境の石碑を守る老いた兵士と若い兵士の交流を描いた「野ばら」がラストなのが救いじゃろうか。ノーマンズランドみたいなことにはならなかった。よかった。2023/02/28

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

7
生涯で1200話の童話を創作したという小川未明。その殆どを知らない。今回良いきっかけをいただきました。池袋のジュンク堂の冊子で知ったブックサンタ!紹介されている本。来年は登録しよう! 『 月夜とめがね / 赤いろうそくと人魚 / 黒い人と赤いそり / 山の上の木と雲の話 / ねむい町 / あめチョコの天使 / 月とあざらし / 金魚売り / ガラスまどのコウホネ / 夏の晩方あった話 / どこかに生きながら / 野ばら 』2024/01/04

遠い日

7
12話収録。生涯で約1200編も童話を書いたという小川未明。有名な作品しか知らないままだと気づく。文体も少々レトロであるにせよ、その語り口が胸にしみる。味わい深い童話にひと時心を遊ばせる。2023/03/16

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