出版社内容情報
・宇宙飛行士・野口聡一の仕事術を、大公開!
・今年5月に地球に帰還、3回目の宇宙ステーションでのエピソードも満載。
・地球から400km離れた宇宙で仕事する野口さんが、
地上とどうコミュニケーションをとり、
ミッションを遂行したのか!迫真のノンフィクション。
・私たちの実社会に役立つ「テレワーク術」「働き方」がここにある。
・宇宙好きにとって、初エピソードが盛りだくさん。
2021年5月、地球に帰還した宇宙飛行士の野口聡一さん。民間の「スペースX」社が開発した宇宙船で宇宙へ行った初めての日本人として、偉業を成し遂げた。その野口さんは、毎朝地上からの指示を受け、400km離れた宇宙で仕事をこなしていた――それはまさに”テレワーカー”だろう。地上でのテレワークを究極にした形である。その環境下で、数々のミッションを成功させた野口さんは、いかにして地上と良好なコミュニケーションをとっていたのか。テレワークが成功するポイントは何か。野口さんが経験した民間宇宙船や国際宇宙ステーション(ISS)の最新状況なども、併せて公開する。宇宙好きはもちろん、ビジネスマンにも役立つ1冊だ。
内容説明
宇宙には、コロナ時代の“働き方”のヒントがあった!地球から400km離れた宇宙で“テレワーク”した宇宙飛行士が明かす、ビジネスや実生活に生かせるメソッド。
目次
プロローグ
第1章 究極のテレワーク(わたしは宇宙勤務のテレワーカー;究極のテレワーク“船外ミッション”;“対面”とは全く違うテレワーク環境;労務管理;テレワークに欠かせない「指示」「承認」「責任」)
第2章 こちら、国際宇宙ステーション!(国際宇宙ステーションの仲間たち;仲間との「距離」;日本が誇る技術―「食」と「衣」;わたしは宇宙のユーチューバー;未来を拓く日本実験棟「きぼう」)
第3章 心と体の安定を求めて(“We‐They Syndrome”の怖さ;宇宙のテレワーカーを支援する仕組み;パニックに抗う;心と体の安定を目指して)
第4章 宇宙旅行は夢ではない!(民間人が宇宙を飛んだ日;スペースXが仕掛けた宇宙革命;スペースシャトルとソユーズの時代;「宇宙観光時代」の到来)
第5章 宇宙飛行士の内面世界を見つめる(宇宙からの帰還者;燃え尽き症候群と向き合う;レジリエンスな生き方)
エピローグ―宇宙とわたしの未来
著者等紹介
野口聡一[ノグチソウイチ]
JAXA宇宙飛行士。1965年、神奈川県生まれ。博士(学術)。96年、宇宙飛行士候補に選出。98年、NASAミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として認定。2005年、スペースシャトル・ディスカバリー号で自身初の宇宙飛行に成功。3度の船外活動をリーダーとして行う。2009年、ソユーズに搭乗し、2度目の宇宙飛行を行った。国際宇宙ステーション(ISS)に約5か月半滞在し、日本実験棟「きぼう」のロボットアームの整備や実験などを実施。2020年、日本人で初めて民間宇宙船クルードラゴン初号機(Crew-1)に搭乗、ISSに166日間滞在し、4度目の船外活動や「きぼう」におけるさまざまなミッションを実施した。ツイッターやユーチューブで宇宙から積極的に発信、リアルな宇宙での暮らしを地上に届け、大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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