出版社内容情報
きもの好きのバイブルとして定評のある
『格と季節がひと目でわかる きものの文様』が待望のオールカラーに!
歴史を踏まえての格の解説、春夏秋冬、
通年マークを入れた季節分けなど、初心者にもわかりやすい文様事典です。
見ているだけで楽しい写真は、圧巻の豊富さと美しさ。
格と季節が大切なお茶会や冠婚葬祭だけでなく、
粋な遊び心で楽しみたいふだん着物の着こなしにも役立つと好評です。
「きもの文化検定」の副読本としても信頼される一冊。
内容説明
植物文様、自然文様、動物文様、器物文様、割付文様、オールカラーの文様図鑑。2009年刊『格と季節がひと目でわかる きものの文様』のモノクロページをカラーページ化。
目次
植物文様(松;竹・笹 ほか)
自然文様(霞;雲 ほか)
動物文様(鶴・亀;鳳凰 ほか)
器物文様(宝尽くし;扇 ほか)
割付文様(麻の葉;石畳(市松) ほか)
著者等紹介
藤井健三[フジイケンゾウ]
京都市立芸術大学卒業。1972~2004年まで京都市染織試験場(現・京都市産業技術研究所繊維技術センター)に勤務。染織と織物の技術史、文様と色彩を研究。現在、一般財団法人西陣織物館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
32
着物は普段着として、好きな物を好きなように着たらいいというスタンスで着ています。でもやっぱり文様を見てるときちんと知りたくなったので購入して読みました。文様ひとつで、季節や思いを語る着物。やっぱり素敵ですね。現在喪中で、吉祥文様の着物は自粛中。喪が明けたらまたいろいろ着たいな。 2023/01/12
ひめぴょん
13
見たことあるなと思う文様でもそれの由来を含めた小話的な文様物語(歴史的背景、故事など)は役立つ感じを受けました。着物、帯、帯締め、帯揚げなどのコーディネイトも勉強になりました。棗や懐紙入れ、古帛紗など茶道に使うものの文様にも使われているのがありました。着物の歴史、季節、格なども知っておくことは必要かなと思いました。実家から持ち帰ったものを適当に選んで着ているので組み合わせや季節、場など合っていないこともあるかもと思いつつも、今はいろんな崩し方も「あり」だからということでおおむね気にせず着用しています。いろ2024/03/23
skr-shower
2
格の高い着物が隙の無い着付けでこれでもかと続く目の保養。これはこれで良いものです。2023/06/17
あみや
1
きれいな柄をたくさん見て、説明も読めて、楽しめました。2023/10/16
kaz
1
そもそも着物をじっくり見る機会も無いが、見たとしても個々の文様まで意識することは少なかった。かなり自由な使い方ができることに感心させられた。やはり一種のアートと言って良いだろう。図書館の内容紹介は『「きもの文化検定」の参考書としても役立つ文様解説集。植物文様から自然文様、動物文様、器物文様、割付文様までをオールカラーで紹介するほか、きものの着こなし例も多数収録する』。 2021/05/09
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