ＴＥＴＯＮ―感じて生きる山からの提案

浜野 安宏【著】

世界文化クリエイティブ（2017/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 224p／高さ 21cm
• 商品コード 9784418175000
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

ライフスタイルプロデューサーである浜野安宏氏が３０年間住み続けたアメリカ・ワイオミング州、グランティトンの大自然に囲まれる暮らしの中からヒントを得た、現代社会を生き抜くための、元気で豊かな人生の提案。自然から学ぶことを身に着けた著者の最後のメッセージ。

内容説明

３０年前、アメリカ・ワイオミング州、グランド・ティトン国立公園の山麓に土地を買ってログハウスを建てた。夢を追って東京とワイオミングとの２拠点生活をする間に、家族や仕事の形は移り変わり、都市も、自然も、人の考えも変わった。日本人は何かを見失ってはいないか。大切なことは本当の生活をすること。すべては山が教えてくれた。日本のライフスタイルを牽引してきた著者が、大自然に囲まれた生活と決別し、今また新たな地を目指す。人生を謳歌する宣言の書。

目次

第１章　山が私を呼んだ。経済至上主義と環境破壊の日本に疲れて
第２章　ジャクソンホールで暮らす美しく満ち足りた日々
第３章　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ　Ｌｉｋｅ　ａ　Ｍｏｕｎｔａｉｎ山になって考える、自然が教えてくれる
第４章　アメリカ文化の良さも悪さも真実のアメリカを感得する
第５章　ハマノ・ネイチャースクール子どもの自然学園が私たち一家を豊かにしてくれた
第６章　Ｔｒａｖｅｌｉｎｇ　Ｗｉｓｄｏｍグランド・ティントと別れ、人生最後の旅へ

著者等紹介

浜野安宏［ハマノヤスヒロ］
映画監督、ライフスタイル・プロデューサー。１９４１年、京都生まれ。株式会社浜野総合研究所代表取締役社長。一般財団法人ビーチ＆フィールド保護協会理事長。１９６４年、日本大学藝術学部映画学科演出コース卒業。１９６５年、株式会社浜野商品研究所を設立。神戸市ファッションタウンプロデューサー、横浜みなとみらい都市委員会委員。北海道、千葉、淡路島、福岡、熊本などの地域活性化に貢献し、中国、韓国、インドなどのアジアの都市建築デザインを数多く手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[roatsu]

米ワイオミング州のGRAND TETON麓に家を構え存分に大自然に親しみつつ仕事をしてきた30年間の回想と思いが綴られる。今、そして将来に向けて日本人が真剣に傾聴すべき智慧の詰まった一冊と思う。ふと手にした本だけれどとても良い出会いだった。頭でっかちな知識よりも「本当の生活」をすることで磨かれる感性がいかに重要か。国立公園に土地を買うところから始めて米国に軸足を置いた生活を続け、オープンで合理的な精神や行政、ビジネス等の点で日本より遥かに先進的な面と逆に銃社会や人種差別、覇権主義での対外戦争などその悪しき

2018/05/20