出版社内容情報
2017年3月から18年1月にかけ、東京・名古屋・神戸で開催される「大エルミタージュ美術館展」公式ビジュアルガイド。本書はサンクトペテルブルクとモスクワ、そのロマノフ王朝の二都にフォーカス。帝政ロシア時代の美の遺産であるエルミタージュ美術館を中心に、エカテリーナ宮殿、ピョートル庭園宮殿、クレムリン博物館のダイヤモンド庫など、おりしも2017年春から開催される大エルミタージュ美術館展をより一層深く知るための公式ガイドも兼ねた1冊です。なお本書は2012年に刊行された同タイトルのムック改訂版となります。
南川 三治郎[ミナミカワ サンジロウ]
松井 文恵[マツイ フミエ]
内容説明
本書はエカテリーナ二世が礎を築いた「美の百科事典」エルミタージュ美術館を中心に、帝政ロシア時代の至宝をサンクトペテルブルクとその近郊、そしてモスクワのクレムリンへと訪ねます。
目次
第1部 女帝エカテリーナ2世と歴代皇帝のコレクション「大エルミタージュ美術館展」(特別インタビュー 西本智実(指揮者) ロマノフの宮殿美術館エルミタージュの煌めき
オールドマスター西洋絵画の巨匠たち)
第2部 帝政ロシア「美の遺産」を訪ねて サンクトペテルブルク、モスクワ二都物語(歴史を湛えた水の都・西欧への扉 サンクトペテルブルク;帝政ロシアの数奇な運命を物語る都 モスクワ;18のキーワードでロマノフ王朝を知る)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
25
大エルミタージュ展を機会に読んでみることにした。陰謀と欲張りに満ちたロマノフ王朝。宝飾品はとても綺麗。エカテリーナ2世はヨーロッパから多くの美術品を購入して非難もされたようだが、あんなに多くの作品を1度に鑑賞できるエルミタージュ美術館はいつか行ってみたい。2017/11/17
こぽぞう☆
12
大エルミタージュ展にて購入。美術館ハシゴの一軒めだったので、重い図録ではなくこちらを。前半は大エルミタージュ展の図録の簡易版、後半は歴史とサンクトペテルブルク、モスクワなどの観光案内的な感じ。大エルミタージュ展では、宝石類や工芸品は来ていなかったので、こちらを買って正解だったかも。2017/04/25
量甘
6
大エルミタージュ美術館展を観て、「オールドマスター」の作品を再び。表紙を飾る女帝エカテリーナ2世の衣装や宝飾品なども紹介されていて、エルミタージュ美術館はもちろんのこと、他の宮殿や博物館にも訪れたくなる一冊だった。2017/06/20
中島直人
5
(図書館)とにかく凄いの一言。圧倒的な内容に、ただただため息。2024/03/22
新平
4
「大エルミタージュ美術館展」の公式ガイドであるとか。図録を買おうと思ったが、映画「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿」で紹介されていた宝飾品も載っていたのでお得感あり。2017/05/03
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