出版社内容情報
47都道府県で愛され続けてきた郷土汁102品を人気料理研究家 飛田和緒さんがご紹介。作りやすさにこだわったレシピ。47都道府県で愛され続けてきた郷土汁102品を人気料理研究家 飛田和緒さんがご紹介。北海道の三平汁、岩手県のまめぶ、大阪の船場汁、鹿児島県のだご汁など、日本全国には、バラエティ豊かな汁ものがたくさん。手に入りやすい材料と作りやすさにこだわったレシピなので、その土地に行かずとも、毎日の食卓に並べられるものばかりです。肉や魚、野菜がたっぷり入った汁ものは、それだけで立派な一品に!白いごはんがすすみます。
飛田 和緒[ヒダ カズヲ]
内容説明
味噌汁、吸い物、すまし汁、すり流し汁…。素材も味わいも本当にさまざま!毎日使える、毎日食べたい102レシピ。
目次
郷土汁とは
基本だしのとり方
三平汁
かに汁
帆立の味噌汁
せんべい汁
けの汁
じゃっぱ汁
いちご煮
長いもすいとん汁〔ほか〕
著者等紹介
飛田和緒[ヒダカズオ]
1964年、東京都生まれ。日々の食卓で楽しめる家庭料理には定評があり、雑誌、書籍、テレビなどで活躍する。また、その土地ごとの素材や味に向き合い、家庭で作りやすいようにアレンジすることが得意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ナミのママ
50
『常備菜』などで有名な飛田さんの新刊です。郷土の汁物、それって47都道府県全部にあるの?と思ったら、ありました。102レシピが載っています。知っているものもあるけれど、食べたことがないもの、その土地でないと手に入りにくい食材を使ったもの、色々です。北海道から始まるのですが、実は北海道・東北には食べたいものがなかったのですが、関東からは付箋だらけになり、四国・九州も読むだけになりました。結局は、自分が育った土地に近いものを選んでしまいます。自分で作るより、まずは食べてみたいですけどね。2016/12/21
よこたん
40
“郷土汁は、実はとっても奥が深いもの。寒い地方では体を温めるもの、暑い地方ではサラリと食べられるもの、食材を余すことなく使うものなど、先人の知恵が生かされています。” 端から端まで美味しそうなお椀が満載。ほぼ身近な材料ばかり(代用できるものもちゃんと紹介あり)で作れそうなので、すごく実用的。特に、根菜たっぷりの具沢山のお椀は、全国あちこちでその土地ならではの名前で馴染まれている。この寒い時期、熱々のお椀をふうふうしながら、塩むすびを頬張れば、身体の芯まで温まり、ほんのり上気した笑顔になること間違いなしだ。2017/01/30
野のこ
38
郷土汁って言葉を聞くだけで心がほわっとあたたかくなります。私の地元石川県の「めった汁」名の由来は、めったに食べられない肉が入っていたことや、やたらめったら具を入れることだそうです。何も考えずに食べていたのでお恥ずかしい。もう一品の「小豆汁」は全く知りませんでした。黒糖で味付けした茹で小豆 大根 絹豆腐 塩 ちょっと想像つかないけど作ってみたいです。これからの季節やと「きゅうりの冷や汁」食べたーい!刻んだたくわん必須。2017/07/03
Kei
21
和歌山ですが、高野豆腐の味噌汁、見たことも、作ったことも、食べたこともないぞっ。(笑)でも、作ってみますね。写真が美しく、レシピも簡単なので、即実用、可、がよいです!2017/04/13
バニラ風味
16
日本全国、その土地土地の名物が入った汁ものの、紹介とレシピ。うに、あわびの入った「いちご煮」は、なんて贅沢。「鶏卵汁」の、鶏卵のように見えるのものは、なんとあんを包んだ白玉団子。そこに、昆布だしと三つ葉という見た目はシンプルだけど、汁味わい深そう。群馬の「こしね汁」は、こんにゃくと椎茸、ねぎが入っているから、その名前。京都の、あずき、なす、かぼちゃが入った白みそ仕立ての「いとこ汁」も美味しそう。写真も食欲をそそります。2022/01/21