出版社内容情報
マスターしたい基本の焼き方を牛、豚、羊、鶏、鴨と種類別に調理プロセスも見せながら解説。肉料理は豪快でシンプルが美味しい!がつんと美味しい肉の一皿が食べたいときは銀座「マルディ グラ」。そんな肉料理といえばの和知シェフが本書で、その真髄を惜しげなく披露する。ステーキやローストなど、牛、豚、羊、鶏、鴨の基本の調理では工程を追っての構成が嬉しい。さらにハム・ソーセージ・テリーヌなどプロならではのシャルキュトリー類、誰もが好きなハンバーグやカレーなど和知流洋食まで。まさに1冊まるごと肉・肉・肉(でも付け合せの野菜も!)の魅力のレシピブック。
和知 徹[ワチ トオル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
30
肉料理の調理過程とコツがよく分かる構成になっています。サーロインステーキの焼き分けは、ウェルダンよりもレアの方が難しいのではないかと思っていたのですが、「じつは、普段、肉を焼いていて、いちばん緊張する注文はウェルダン」とのことです。フライパンにアルミホイルをドーナツ状に丸めて置き、輪の中に番茶(緑茶、ほうじ茶でも可)を入れて火にかけて鴨肉をスモークするという方法は、是非試してみたいのですが、おそらくは空焚き可のフライパンである必要があるはずなので、フライパンのアドバイスが欲しかったです。2024/05/22
たまきら
26
ダンチュウによく登場する肉専門店、というイメージのお店によるお肉中心のレシピです。ドカンとてらいない盛り付けが田舎の気のおけないお店みたい。シェフの笑顔、シンプルなレシピ。大きなお肉の塊は、子どもの頃の夢を見てるみたい。眺めるだけで楽しい本です。贅沢を言えば鉄鍋やフライパンといった道具についてもう少しアドバイスが欲しかったかなあ。今年は豚の丸焼きやるぞ!2019/03/01
訪問者
4
銀座8丁目のマルディグラ。評判は聞いたことがあるが、行ったことはないし、これからも多分行く機会はないだろう。それでもレシピや出来上がりの写真を見るのは楽しいし、肉料理の凄みが伝わってくるのは流石である。2023/11/11
訪問者
2
一般家庭ではありえない量の肉の塊を使った料理が並ぶレシピ集だが、実に旨そうで、肉好きにはたまらない感じだ。2017/07/07