出版社内容情報
創業者・湯木貞一翁の流れを汲む、オール吉兆がはじめて総結集。吉兆ならではのおもてなしの心を、美しいビジュアルで一冊に凝縮。
吉兆の創始者・湯木貞一翁。彼の美意識が日本料理を変えた、と言っても過言ではないでしょう。ただ華やかものではなく、そこに侘び、さび、もののあわれが漂っていてこそ日本料理だ、と言い遺した貞一翁の精神は高麗橋(本吉兆)、東京、京都、神戸の四つの流れに脈々と受け継がれています。その四流がはじめて総結集、「しつらい」「器と料理」など貞一翁直伝のおもてなしの心を、披露したのが、この一冊です。特別撮影された重要美術品の器々をはじめ、美しいビジュアルをご堪能ください。
内容説明
創業者・湯木貞一翁の流れを汲む本吉兆―高麗橋、東京吉兆、京都吉兆、神戸吉兆がはじめて総結集した決定版。特別撮影:貞一翁蒐集の重要文化財を含む名品の数々に「伝統の味」を盛り込む。
目次
第1章 「吉兆」創業者 湯木貞一翁
第2章 本吉兆―高麗橋
第3章 東京吉兆
第4章 京都吉兆
第5章 神戸吉兆
第6章 「吉兆」おせちの真髄