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校正という仕事―文字の森をゆき言葉の海をわたる

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418155095
  • NDC分類 749.43
  • Cコード C0095

出版社内容情報

現役・OBを含め第一線で働く校正者たちが語る「校正という仕事」。校正者を志す人、出版関係者、読書好きに向けて。

現役・OBを含め第一線で働く校正者たちが語る「校正という仕事」。校正者を志す人、出版関係者、読書好きに向けて。

内容説明

活字を愛するすべての人へ。校正の「今」がわかる!プロフェッショナルが語り尽くす。

目次

1 校正・校閲とはどういう仕事か(飛山純子)
2 失敗の連続、でも本づくりは楽しい(木村剛久)
3 商業印刷校正の醍醐味(中村進)
4 時代を映す新聞校閲(原田泰雄)
5 見極めるセンス(宗像良保)
6 まずは「現場」へ出かけよう!(滝田恵)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

12
校正という職業に興味を抱いて読んでみた。誤字や脱字を見つけるお仕事というイメージは持っていたけれど、実際は自分が思っていたよりももっと奥深い印象。校正のプロ6人、それぞれ違った視点からの話が非常に為になった。縁の下の力持ちの根気がいる作業で、なおかつ幅広い知識や教養がないと難しそうな感じだけれど、資格を取ってキャリアを積めば定年に左右されず長く働けるし、黙々とするのが苦にならない自分の性格的には結構合っていそうで悪くないお仕事かもしれない。今からでも目指してみようか…2018/06/06

MASA123

7
ある本で誤植を見つけて、校正・校閲のことが知りたくなった。本書は新人への校正講座を担当した6人の講師の話をまとめたものです。6人の生まれ年は、1941、48,47,46,59年、なのです。過去の経験談が役にたつのだろうかと疑問を感じてしまった。ネット社会の急速な進歩で、校正の仕方も変化しているように思ったのだけど。なんだかピンとこない話だった(2015年発行なので本が古いわけではない)。 大作家の書き間違いとか、昔ばなしとしては興味ぶかく読みました。 2021/09/08

アリョーシャ

7
若手校正者向けの連続講座を書籍化したもの。仕事で「校正もどき」をするので、ミスを見つけるための心構えなどを学べれば、という気持ちで読んだ。しかし、校正の技術論・精神論だけの本ではなかった。校正と校閲の違いから始まり、出版業界の昔話や裏話、校正仕事の苦労話・思い出話など、語りの幅は広い。校正を仕事にしていこうという人にとっては、先達の経験に触れることができる良書だと思う。当初の目的とは違うが、「文字の森をゆき、言葉の海をわたる」人たちの話に触れることができたのは、思わぬ収穫であった。2016/01/01

スプリント

6
校正と校閲の違いや出版と取次と小売の利益配分など業界で長年働いている人達ならでは内容で面白かったです。重版がかからないと赤字なんですね・・・2015/08/02

asobi

5
活字をひろう時代の校正から、写植、ワープロ、DTP時代になり校正の意味も変わるし、校閲が中心になっていく。漢字制限の意味合いも当然変わるべきだが、国や新聞はそれぞれの立場に縛られる。校正って儲かるかっていう観点が斬新だったけど、儲かりますって仕事にしなきゃいけないね。そしたら僕もやりたい。2022/06/27

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