出版社内容情報
小学校2年生の教科書に掲載され、全国の幼稚園・保育園で大好評の創作童話が一冊の本になりました。はらはらどきどきの面白さ満載。
キャベツ畑の中の、ある一つのキャベツだけが、
どういうわけかどんどんどん大きくなって、
子どもたちの楽しい遊び場になりました。ところが・・・。
ページめくりの楽しさに加え、
はらはらどきどきの面白さが
満載の創作お話絵本です。
子どもたちの心を豊かにし、
夢を育む絶好の一冊です。
なお本書は、小学校2年生の教科書に
長く掲載されているお話で、
多くの読者の声から一冊の
上製本の絵本になりました。
内容説明
ずら~りキャベツがならんだキャベツばたけ。あるひそのなかのひとつがどんどん、どんどん、どんどん、どんどん、どんどん、どんどん、おおきくなった!たいへんだ~。
著者等紹介
岡信子[オカノブコ]
児童文学作家。岐阜県に生まれ、東京で育つ。幼稚園教諭時代から童話を書き始め、1978年『チムとターク』(世界文化社)を初出版。その後、童話創作に専念。『はな・ねこ・こいぬ・しゃぼんだま』(旺文社、日本児童文芸家協会賞受賞)。日本児童文芸家協会顧問、日本文藝家協会理事
中村景児[ナカムラケイジ]
画家。熊本県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、グラフィックデザイナーを経て、絵本の世界へ。日本児童出版美術家連盟会員。現代童画会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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猿田彦
2
大きくなったキャベツで子どもたちは遊んだ。ひんやりして柔らかくてすべすべのキャベツの中。ある日、突然キャベツの葉っぱがくるくると丸まった。さあ、大変。壮大なスケールの子ども救出作戦が始まった。お相撲さんをはじめとする力自慢が100人づつ。警察や消防などのレスキューも100人づつ。大きな重機も100台づつ集まって葉っぱを広げようとしたけれど開かない。お父さんやお母さんが一生懸命考えたのこぎりで葉っぱをはがしていくというアイデアで無事だ脱出成功。5歳の孫は大きなキャベツで遊ぶ様子を楽しんでいました。2022/09/16