出版社内容情報
好評『雑草の呼び名事典』シリーズ続編。身近な木の実80種をキリヌキ写真と生態写真で見やすく紹介。散歩の愉しみが広がります!
本書は好評の『雑草の呼び名事典』シリーズの続編にあたる「木の実編」です。きれいな色、おもしろい形、食べられるもの等々、散歩で見かける身近な木の実80種を紹介しました。白バックのキリヌキ写真と生態写真を組み合わせた分かりやすい構成で、今までにない木の実の本に仕上がっています。また、とても見やすい内容と美しいデザインは、プレゼントにも最適です。本書を通し、木の実を見る楽しさ、拾う楽しさ、食べる楽しさが体感でき、散歩の愉しみがまた一つ広がります。
目次
木の実の彩り(アオギリ(青桐)
アカマツ(赤松)
アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木) ほか)
食べられる木の実(イチョウ(銀杏)
イチイ(一位)
イチジク(無花果)
イヌマキ(犬槙) ほか)
著者等紹介
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。1953年千葉県館山市生まれ。植物、昆虫、鳥をはじめ、人間をも含めたすべての自然の関わり合いをテーマに作品をつくり続けている。科学と情操の接点でとらえる独自の映像は、自然写真の世界で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
104
素朴でバラエティ豊かな木の実の表紙。子供の頃、雑木林で色んな形のどんぐりを拾って遊んでたな。炒って食べた椎の実の香ばしかったことや犬槇の赤い実がすっぱ甘かったことが懐かしく蘇る。犬葡萄の変化に富んだアースカラーが綺麗。オールカラーの写真と分かりやすい解説で木の実のことを楽しめた。2020/11/29
♪みどりpiyopiyo♪
53
これもたのしい♪ いつも見ているあの木やこの木、毎年見かけるあの実やこの実。「あれって◯◯の木の実だったのか♪」なんて驚きがいっぱいです☆ ■楓のあのプロペラは実なんだ♪ 実ったばかりの瑞々しい松ぼっくりは薔薇の花のよう! 昨日見た黒いツヤツヤはクスノキかトウネズミモチかしら? どんぐりや南天はやっぱりかわいい♡ どんぐりの頃の小さな鞠は檜の実。ヘタ付きのトゲトゲはモミジバフウ。山法師は高校の校章。七竈は大学の街の街路樹。■松ぼっくり図鑑の頁や、食べられる木の実の特集も。イチジクってそっち向きに成るのね!2016/11/24
kinkin
53
木の実の季節。山あいや公園を歩くといろいろな色の木の実にあいます。そんな時、名前を知っていると案外嬉しくなるものです。そんな時この本はわかりやすくていいと思います。ガマズミの実が食べられるとは知りませんでした。2015/09/23
さつき
39
昨年、同じシリーズのどんぐりを購入しましたが活躍しているのでこちらも。実だけでなく花や葉の写真も載っているのでわかりやすいです。欲を言えば、未熟な青い実、熟した赤い実などもっと段階的に写真があるとより良かったです。種類によっては載っていましたが全部じゃなかったので。2016/10/23
つちのこ
38
植物画制作の資料として読んだ。代表的なアイテムが並んでいるが、今が盛りのナンテンやクロガネモチ、マンリョウの実はどれも同じように見え、その形状だけでは判断できないのが面白い。本書には紹介されていないが、私が描いているつる性植物のアオツヅラフジは小さなぶどうのような実をつけるが有毒。食べられるエビヅルの実とそっくりなので、間違って食べてひどい目に遭った人がいるかもしれない。画像は採集したての標本を写したものなので立体感に欠けるが、植物の自然状態の画像が添えられ全体像が把握できるのが救い。手元に置きたい一冊。2021/12/21
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