魅惑のミュージカル鑑賞入門―人気の５０作品を徹底ガイド

中島 薫【監修】

世界文化社（2013/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 21cm
• 商品コード 9784418132287
• NDC分類 775
• Cコード C0074

出版社内容情報

映画史に残る名作ミュージカルから、日本の舞台で上演される頻度の高い５０演目を厳選。観どころ、聴きどころ、誕生秘話を紹介！

映画『レミゼラブル』の大ヒットによる動員、また『屋根の上のヴァイオリン』『マイフェアレディ』など
往年の名作は日本でも毎年のように劇場公開されていますが、主演も変わり、
リニューアルを繰り返すことによって、ミュージカルという舞台芸術は長い人気を誇っています。

魅力のミュージカルをハンディサイズでガイドしてくれるのがこの1冊。
名作から話題のロングランの新作まで50作品のプロフィールを舞台写真も多用して解説する保存版。

トリビアなコラムも充実しているので、初心者から愛好家までそれぞれ新しい発見がある観賞ガイドブック。
初演別に演目が並んでいるので、1冊を通して読めばミュージカル史としても楽しめます。

内容説明

１９２７年初演のブロードウェイ・ミュージカルの礎を築いた名作『ショウ・ボート』を始め、いつの時代も観客を魅了してやまない名作、傑作の数々。その魅力のエッセンスを人気の５０作品を通して１冊に凝縮したブック版ミュージカル・シアターにようこそ。

目次

序章　ミュージカル前史『ショウ・ボート』への道
５０作品ガイド（ショウ・ボート；エニシング・ゴーズ；ポーギーとベス；オクラホマ！；アニーよ銃をとれ；南太平洋；ガイズ＆ドールズ；王様と私；ピーターパン；マイ・フェア・レディ　ほか）
トニー賞受賞記録

著者等紹介

中島薫［ナカジマカオル］
音楽＆ミュージカル評論家。１９５８年生まれ。主に、国内で上演されるミュージカルや来日公演のプログラム、演劇・映画雑誌などに寄稿。ブロードウェイの黄金時代に名作を放ったソングライターや、ベテランのパフォーマーたちにインタビューを続けている。２０１３年より、昭和音楽大学ミュージカルコース講師（ミュージカル史）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Rei]

好きだぁ、ミュージカル(*´∇｀*)。いつかブロードウェイに観に行くのが夢…♪。

2015/12/02

[りんりん]

人気作品を簡潔に紹介。よく知らないけれど、おもしろいのかなと確認することができるので、ミュージカル鑑賞初心者には役立ちそう。劇団四季や宝塚が日本にミュージカルを広めているのもわかった。

2013/08/06

[マカロニ マカロン]

個人の感想です：B+。保存版とある通り、５０作のミュージカルについてのガイドで一作ごとの記述量は少ないものの、次どんな作品を見ようかというのには便利（とはいっても、映画化されたのをDVDで見るということだが。）。映画版についての批評も書かれているので、その点でも便利。どのミュージカルを見ればあの名曲を聴けるのかが書かれているので、とても参考になる。手元に置いておきたい一冊。

2019/01/30

[りょう]

ミュージカルが来ると見に行くし、海外でもチャンスがあれば見に行く。これを読むと見たかったなあ、というものがたーくさんある。今は公演がぜんぜんなくて、つまらない。舞台を見に行かれる日が戻ってきますように。

2020/11/20

[ｃｈｉ]

観たことはなくても、四季や東宝のHPで見かける超有名タイトルばかりで初心者の自分には役立ちそう。年代順っていうのも、こんな昔からやっている作品を今年もやるの！？っとわくわくした。ブロードウェイのロングラン公演が本当に日本では考えられない回数や期間で羨ましい限り。観たことのある作品や作曲家作詞家などをコラムで見つけると嬉しくなるw

2015/08/19