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見守る保育〈2〉0・1・2歳の「保育」―子ども同士の関係から育つ力

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  • サイズ A4判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784418128037
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C1037

出版社内容情報

従来重要とされてきた「特定の保育者と子ども二者間の信頼関係」ではなく「子ども同士の関係性」を基本とした新しい乳児保育を提案。

保育園・幼稚園など保育者に向けた理論書です。認定こども園の拡充、待機児解消など、これからの保育の流れの中で一番注目を集めるのが0・1・2歳児の保育です。この本では、従来重要とされてきた「特定の保育者と子ども二者間の信頼関係」ではなく「子ども同士の関係性」を基本とした新しい乳児保育を提案。なぜ、そうあるべきかを豊富な写真と平易な文章でわかりやすく解説します。

目次

第1章 二者関係からソーシャルネットワークへ(アタッチメントとはなにか?;人間関係はどう作られていくのか?;乳児保育に必要な環境)
第2章 赤ちゃんはすごい!(赤ちゃんの能力;赤ちゃんの脳;能の発達から感覚器官の発達へ;乳児期からの人との関わり;乳児の発達)
第3章 乳児保育の実践(保育室;チーム保育;昼寝;遊び;子ども集団;色・形・手触り・数;共視;ならし保育;発達)
第4章 乳児理解(発達の理解;これからの乳児保育)

著者等紹介

藤森平司[フジモリヘイジ]
1949年東京都生まれ。大学で建築学を学ぶ。その後、他大学で小学校教諭の資格を得て小学校に勤務。建築と小学校教員の経験をもとに1979年、東京都八王子市に省我(せいが)保育園開園。1997年、多摩ニュータウン(八王子市)にせいがの森保育園(子育て支援センターわくわく併設)開園。さらに2007年、東京都新宿区に新宿せいが保育園開園。園での確かな実践の傍ら全国からの見学や研修の受け入れ、インターネットブログ「臥竜塾」などを通して、全国に新しい保育を広める活動を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tatsuya.m

1
乳幼児期の子どものもっている能力やそれが獲得されてきた背景、乳幼児と関わる大人の姿勢などが分かりやす、科学的に解説されてある一冊です。藤森先生のお話や文章は本当に人を引きつける力があります。社会的参照や共感、言葉、音楽、数、遊び、など重要なことがたくさん書いてあります。何度も読み返しながら、実際と照らし合わせて、実践していきたいと思っています。2013/04/04

卓也

0
写真が多く載っていたので、0-2歳の子どもたちがどのように保育園で過ごしているか、イメージしやすかった。園児⇆保育者、園児⇆母親だけではなく、他の子どもたちや、親戚、その他多くのコミュニティでの関わりが大切なんだということがわかった。2020/10/27

ダンダダン

0
保育・育児の教科書や指南書はいくつもあるので、一つ一つ知識として吸収し蓄えておきたいと思う。 音楽や数の大切さ、子ども同士で教え合うなど印象に残ったことはいくつかあった。タイトルにあるとおり、大人は「見守る」ことがなにしろ重要。過干渉・過保護にはなりたくないものだ。2018/11/16

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