出版社内容情報
従来重要とされてきた「特定の保育者と子ども二者間の信頼関係」ではなく「子ども同士の関係性」を基本とした新しい乳児保育を提案。
保育園・幼稚園など保育者に向けた理論書です。認定こども園の拡充、待機児解消など、これからの保育の流れの中で一番注目を集めるのが0・1・2歳児の保育です。この本では、従来重要とされてきた「特定の保育者と子ども二者間の信頼関係」ではなく「子ども同士の関係性」を基本とした新しい乳児保育を提案。なぜ、そうあるべきかを豊富な写真と平易な文章でわかりやすく解説します。
目次
第1章 二者関係からソーシャルネットワークへ(アタッチメントとはなにか?;人間関係はどう作られていくのか?;乳児保育に必要な環境)
第2章 赤ちゃんはすごい!(赤ちゃんの能力;赤ちゃんの脳;能の発達から感覚器官の発達へ;乳児期からの人との関わり;乳児の発達)
第3章 乳児保育の実践(保育室;チーム保育;昼寝;遊び;子ども集団;色・形・手触り・数;共視;ならし保育;発達)
第4章 乳児理解(発達の理解;これからの乳児保育)
著者等紹介
藤森平司[フジモリヘイジ]
1949年東京都生まれ。大学で建築学を学ぶ。その後、他大学で小学校教諭の資格を得て小学校に勤務。建築と小学校教員の経験をもとに1979年、東京都八王子市に省我(せいが)保育園開園。1997年、多摩ニュータウン(八王子市)にせいがの森保育園(子育て支援センターわくわく併設)開園。さらに2007年、東京都新宿区に新宿せいが保育園開園。園での確かな実践の傍ら全国からの見学や研修の受け入れ、インターネットブログ「臥竜塾」などを通して、全国に新しい保育を広める活動を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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