出版社内容情報
日本史上の38におよぶ「対決」のエピソードをその背景とともに手軽に読める。歴史にあまり詳しくないかたにも読みやすい構成です。
歴史とは権力闘争の系譜である、と本書を読めば実感できるはず。長屋王の変、南北朝の分裂、関ケ原の戦い、明治・大正の政変、自民党の派閥争いなど、日本史上の戦闘、権力闘争、暗闘をコンパクトにまとめた本書。対決や時代の背景を理解できるコラムを設けてあるので、歴史にあまり詳しくないかたでも読みやすい構成となっています。
内容説明
古代政争から自民党派閥争いまで、日本を動かした38の激闘&暗闘譜。
目次
第1章 「古代」の対決(崇仏論争;壬申の乱;長屋王の変;橘奈良麻呂の乱;恵美押勝のらん;宇佐八幡宮神託事件;薬子の変;承知の変;応天門の変;阿衡の紛議;昌泰の変;安和の変)
第2章 「中世」の対決(保元の乱;鹿ヶ谷の謀議;比企氏の乱;承久の乱;宝治合戦;霜月騒動;正中の変;元弘の乱;中先代の乱;南北朝の内乱;応永の乱;嘉吉の乱;応仁の乱)
第3章 「近世」の対決(関ケ原の戦い;大久保長安事件;大坂の陣;宝暦事件)
第4章 「幕末・近代」の対決(八月十八日の政変;禁門の変;戊辰戦争;明治六年の政変;明治十四年の政変;大正政変)
第5章 「自民党」の対決(角福戦争;四十日抗争;一龍戦争;自民党内派閥の変遷)