茶の湯便利手帳
名物茶入の伝来と逸話―奥秘にも使える

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  • サイズ A6判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784418113095
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C2376

出版社内容情報

シリーズ第5巻は、名物茶入の伝来と逸話が一目でわかる。代表的な名物茶入は巻頭のカラー口絵で紹介し、読者のニーズに応えます。

シリーズ第5巻は、名物茶入の伝来と逸話が一目でわかる便利手帳です。代表的な名物茶入は巻頭のカラー口絵で紹介し、読者のニーズに応えます。「奥秘十段」(現在公開されているのは二段のみ)など、出版物がない上級者の相伝稽古にも役立ちます。

内容説明

かつて武将たちにとって、名物茶入は一国に値するほどの価値を持つものであり、それを所持することは権威の象徴だった。江戸時代には、名物茶入は将軍家への忠誠を示すために献上され、また逆に、将軍家からは褒賞として大名に下賜されるなどして、政治的に利用された。そのため数奇な運命をたどった名物茶入も少なくない。本書は、そうした名物茶入の伝来、銘の由来、その茶入が使用された茶会と客組、茶入にまつわる逸話などを網羅。付録として「天目茶碗」も掲載。手軽に持ち歩けるハンディ版茶道事典。

目次

唐作唐物の部
島物の部
古瀬戸の部
春慶の部
真中古の部
藤四郎春慶の部
後春慶の部
金華山の部
破風窯の部
後窯の部
国焼の部
追加の部

著者等紹介

青木準子[アオキジュンコ]
茶名・宗準。1942年生まれ。裏千家茶道を学び、現在正教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はやしま

16
大河ドラマで「九十九髪茄子」が出てきたので久しぶりに名物に触れたく手に取った。「手帳」とあるが事典のよう。名物茶入れについて伝来・銘の由来・使用の茶会・逸話が紹介されている。掲載された写真が美しいのでそれを眺めているだけでも楽しい。日本のあちこちにある名物を一冊で見ることができ眼福。2017/12/18

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