出版社内容情報
シリーズ第5巻は、名物茶入の伝来と逸話が一目でわかる。代表的な名物茶入は巻頭のカラー口絵で紹介し、読者のニーズに応えます。
シリーズ第5巻は、名物茶入の伝来と逸話が一目でわかる便利手帳です。代表的な名物茶入は巻頭のカラー口絵で紹介し、読者のニーズに応えます。「奥秘十段」(現在公開されているのは二段のみ)など、出版物がない上級者の相伝稽古にも役立ちます。
内容説明
かつて武将たちにとって、名物茶入は一国に値するほどの価値を持つものであり、それを所持することは権威の象徴だった。江戸時代には、名物茶入は将軍家への忠誠を示すために献上され、また逆に、将軍家からは褒賞として大名に下賜されるなどして、政治的に利用された。そのため数奇な運命をたどった名物茶入も少なくない。本書は、そうした名物茶入の伝来、銘の由来、その茶入が使用された茶会と客組、茶入にまつわる逸話などを網羅。付録として「天目茶碗」も掲載。手軽に持ち歩けるハンディ版茶道事典。
目次
唐作唐物の部
島物の部
古瀬戸の部
春慶の部
真中古の部
藤四郎春慶の部
後春慶の部
金華山の部
破風窯の部
後窯の部
国焼の部
追加の部
著者等紹介
青木準子[アオキジュンコ]
茶名・宗準。1942年生まれ。裏千家茶道を学び、現在正教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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