ハプスブルク家「美の遺産」を旅する (改訂新版)

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  • サイズ A4判/ページ数 136p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784418112012
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

ハプスブルク家の645年にわたる歴史を「主な人物別」にたどる。ウィーンの楽しみ方もご紹介。旅への参考書としても。

ハプスブルク家は神聖ローマ帝国の皇帝家族として、ヨーロッパで威光を放った645年間の歴史を誇る名家中の名家。この歴代皇帝は様々な芸術を愛し、ウィーンに華麗な宮廷文化を開花させた。本書ではハプスブルク家の人々に焦点をあて、その「美の遺産」と「人間ドラマ」を特別編集。ハプスブルク・コレクションを収蔵するウィーン市内の美術館や宮殿を、その観どころも含め詳細に紹介。

1章 「ハプスブルク・コレクション」
華麗なる王家と美の巨匠たち
・名画蒐集 ~ウィーン美術史美術館の至宝を観る
ラファエッロ、ベラスケス、ブリューゲル、フェルメールほか
・特別対談 ハプスブルク家の三麗人 池田理代子×千足伸行
・エッセイ ハプスブルク家の男たち 中野京子

2章 双頭の鷲の帝都ウィーン:ハプスブルク家の歴史遺産を巡る
   マクシミリアン1世から代々の皇帝たち
   女帝マリア・テレジア物語
   フランツ・ヨーゼフ1世 
皇妃エリザベート物語
ほか

3章 世紀末芸術の宝庫:ウィーン美術散歩
ブルク劇場、分離派会館(セセッシオン)、
レオポルド・ミュージアム、
アム・シュタインホーフ、MAK(応用美術館)

4章 ハプスブルク家の食卓と美味遺産を巡る
  マリア・テレジアが愛したココアとオリオ・スープ
  帝都を魅了したコーヒー
  皇室御用達の老舗デーメル
  ほか

【著者紹介】
南川三治郎
1945 三重県生まれ。1966 東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業、大宅壮一東京マスコミ塾・第一期出塾。主にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター 。代表作は『アトリエの巨匠・100人』(新潮社)、『推理小説家の発想工房』(文藝春秋)、『イコンの道』(河出書房新車)、『ヴェルサイユ宮殿』(黙出版)など。近著に『アトリエの巨匠に会いに行く』(朝日新聞出版)、『世界遺産サンティアゴ巡礼路の歩き方』『ゴッホを旅する』(世界文化社)などがある。小社家庭画報特別編集シリーズの『メディチ家 ルネサンス・美の遺産を旅する』『印象派の名画を旅する』でも写真を提供。

目次

第1章 ハプスブルク・コレクション 華麗なる王家と美の巨匠たち(肖像画という偉大な遺産 ハプスブルクの女性たち(対談=池田理代子;千足伸行)
個性派揃いのプロフィール ハプスブルクの男たち(文=中野京子) ほか)
第2章 「双頭の鷲」の帝都ウィーン ハプスブルク家の歴史遺産を巡る(マクシミリアン1世;ルドルフ2世 ほか)
第3章 世紀末芸術の宝庫 ウィーン美術散歩(ブルク劇場;分離派会館(セセッシオン) ほか)
第4章 ハプスブルク家の食卓と美味遺産を巡る(女帝マリア・テレジアが愛した稀少なココアと特製オリオスープ;皇妃エリザベートが愛した華麗なスウィーツと搾りたてのミルク ほか)

著者等紹介

南川三治郎[ミナミカワサンジロウ]
1945年、三重県生まれ。東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。大宅壮一東京マスコミ塾第1期出塾。主にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

5
再読。オーストリアのハプスブルグ家とスペインのハプスブルク家、マリア・テレジアやエリザベート、皇帝、絵画、建築、宝石、食事、スイーツ・・・ 豪華絢爛でまばゆいです。2019/10/31

ソバージュ

3
読みごたえ十分でした。千足伸行さん、池田理代子さんの対談、中野京子さんの文章から始まり、ハプスブルグ家の歴史・美術・美食が豊富な絵画や写真にて紹介され、大判で見やすく、大変興味深く憧れを持って読みました。マリア·テレジア好物のオリオスープ食してみたいな。2017/06/03

みみりん

2
国立西洋美術館にハプスブルク展を見に行く前に読んでおけば良かった。ハプスブルク家の始めからマリア・テレジア、エリザベート、フランツ・ヨーゼフ1世まで詳しく説明。ウィーンの美術館やカフェの紹介までこれを読めばウィーンについて詳しくなれる。写真も美しくて楽しい。マリア・テレジアの少女時代の肖像画が載せてある。マリー・アントワネットより美しいと思う。貫禄ある姿しか知らなかった。2020/02/02

秋良

2
美の遺産がきらびやかすぎて、さすがハプスブルク。絵で見てもマリア・テレジアは怖そう。2017/05/01

みなも

0
やっぱり皇妃エリザベートが大好き! 【 図書館 】2018/12/28

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