内容説明
３９年の生涯をピアノに捧げたフレデリック・ショパン（１８１０年ワルシャワ近郊生―１８４９年パリ没）。その優美で高雅な人物像と生涯。
目次
巻頭インタビュー 辻井いつ子さんショパンへの扉
鍵盤の麗人への挑戦 ショパン・コンクール
ショパンの世界へ
年譜 ショパンの生涯１８１０‐１８４９
名曲とともに綴るショパン１８の物語
ショパンをめぐる人名録（最愛の家族とポーランドの友人；パリ時代以降の芸術家たち；恋人、そして愛人…女性たち）
ショパン巡礼（その人生が刻まれた場所を訪ねて；伝説の生涯をたどる厳選１８曲ＣＤ）
著者等紹介
堀内みさ［ホリウチミサ］
音楽エッセイスト、ライター。東京女子大学日本文学科卒。雑誌や書籍を中心に活動を展開。音楽誌では連載も担当。またショパンのピアノ独奏作品全曲演奏会でのパンフレットや年譜の監修、コンサートプログラムでの執筆も手がける
堀内昭彦［ホリウチアキヒコ］
写真家。雑誌や書籍などさまざまな媒体で活動する。音楽関係では堀内みさと共に、月刊『ショパン』で２０００年から多彩なテーマでビジュアル連載を、また『Ｐｉａｎｏ Ｓｔｙｌｅ』誌では、名曲の生まれた風景を美しい写真と文で紹介する連載を担当している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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吉田あや
59
18曲をCDで聴きながら39年のショパンの人生を辿る、入門の書としてもぴったりな本書。ショパンゆかりの地の写真資料も豊富に収録され、耳だけでなく目も美しさで魅了される。生涯を通してポーランドを愛し、ピアノを愛したショパン。詩情に溢れ幻想的に展開されていく曲への理解を深める一助となる構成も素晴らしく、これから曲の背景をより深く知る為に、ショパンとジョルジュ・サンドの人物像をもっと知りたいと思った。柔らかく銀の鈴が鳴るような澄んだ響きを持ち、（⇒）2023/04/14
hideboo
3
ショパンの作曲家としての生涯を、ゆかりの地と曲を通じて紹介する、代表作の入門書。ＣＤを聞きながら本文を読んだので、1時間あまりショパンの世界に浸ることができました。2012/08/04
