別冊家庭画報<br> メディチ家 - ルネサンス・美の遺産を旅する

別冊家庭画報
メディチ家 - ルネサンス・美の遺産を旅する

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  • サイズ A4変判/ページ数 137p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784418101450
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C9426

出版社内容情報

メディチ家の約350年にわたる歴史を人物別にたどる。フィレンツェで訪ねたい歴史的スポットを紹介。

「屋根のない美術館」と讃えられる古都フィレンツェ。
ここにルネサンスの大輪の花を咲かせたメディチ家とは?
両替商から身を起し、やがて、フィレンツェの専制君主、トスカーナ大公へとのぼりつめたメディチ家。さらに、一族からはローマ教皇、フランス王妃をも輩出させた。
一方で絵画、彫刻、建築、文学。芸術をひろく庇護し、ボッティチェリ、ダヴィンチ、ミケランジェロなどルネサンスの巨匠たちと交流し、多彩な美術品を蒐集した。
その「ルネサンス・美の遺産」をメディチ家代々の歴史とともに、ビジュアル豊かに辿る家庭画報特別編集の一冊。
2009年既刊の『ハプスブルク 美の遺産を旅する』の姉妹編としていよいよ刊行。

巻頭口絵
・屋根のない美術館フィレンツェという街
・メディチ家のフィレンツェ 絵地図
・メディチ家 家系図
1章 プレ・ルネサンスと国父コジモ
2章 豪華王ロレンツォとフィレンツェの春
3章 メディチ家の教皇の時代
4章 トスカーナ大公国の誕生
5章 メディチ家の女性たち
  ~2人のフランス王妃、カトリーヌとマリー
6章 メディチ王朝の栄光と悲劇
~ウフィッツィ美術館誕生
~ヴァザーリの回廊へ
7章 メディチ家の残照
コラム
豪華王ロレンツォの結婚祝宴の料理、マキャヴェッリとグロッタ、
ダヴィンチVSミケランジェロの幻の壁画、ほか・・・
巻末情報
・ここで見るメディチ家の「美の遺産」=ミュージアム・ガイド
・フィレンツェ旅ガイド 

【著者紹介】
南川三治郎
1945 三重県生まれ 、1966 東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業、大宅壮一東京マスコミ塾・第一期出塾。主にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター 。代表作は『アトリエの巨匠・100人』(新潮社)、『推理小説家の発想工房』(文藝春秋)、『イコンの道』(河出書房新車)、『ヴェルサイユ宮殿』(黙出版)など。最新刊に『アトリエの巨匠に会いに行く』(朝日新聞出版)、『世界遺産サンティアゴ巡礼路の歩き方』『ゴッホを旅する』(世界文化社)などがある。家庭画報特別編集シリーズの『ハプスブルク家「美の遺産」を旅する』『印象派の名画を旅する』でも写真を提供。

雨宮紀子
1973年よりイタリア・フィレンツェ在住のフリーランス。渡伊前は百科事典の美術の編集、渡伊後は共同通信社や地方紙への寄稿から活動を始める。イタリア関係でテレビ・雑誌・新聞の文化プロジェクト・企画コーディネート・通訳・執筆に移行して20年、現在まで手がける。2003年からMelma!メルマガ『イタリア猫の小言と夢』を創刊し、2007年に地域情報部門でメルマガ・オブ・ ザ ・イヤー受賞。WEB 誌でもイタリアの記事を連載中。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
メディチ家の人物を紹介。美の遺産というサブタイトルの割には芸術要素少なめかも。豪華王ロレンツォのページは知ってる分面白かった。2019/01/10

nizimasu

0
最初はハプスブルグ家と勘違いして買うほどだったが、一気に引き込まれた。フィレンツェ最大の金持ちで政治も牛耳り、ルネサンス期のパトロンだったという経済力を背景に君臨していた一族の文化力みたいなものに触れるにつれ、改めて訪れてみたい衝動に駆られた。素晴らしい2011/03/05

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