内容説明
「うつ病」は誰もがかかるかもしれない病気。「日常の暮らし」で予防に努め、「早期発見」して「正しい治療」が大切。うつ病治療の現場にいる医師が、わかりやすく「予防」と「気づき」を教えます。
目次
第1章 「うつ病」は正しく認識すれば必ず治せる―「うつ病」診療の実際(典型的な「うつ病」の症例;「仮面うつ病」の症例 ほか)
第2章 周りの人の「うつ病」に気づく方法(家族の「うつ」を家庭で気づく;周りの社員の「うつ病」に気づく)
第3章 「うつ病」を予防する12の技術(自分の「うつ」に気づく;「うつ病」にかかるリスクを高めてしまう出来事を知ろう ほか)
第4章 「うつ病」の脳科学(「うつ病」の“起源”は?;人間の脳の働きの究極の目的は? ほか)
第5章 偉人たちの「うつ病」(ウィンストン・チャーチルの場合(イギリス・政治家1874~1965)
エイブラハム・リンカーンの場合(アメリカ・政治家1809~1865) ほか)
著者等紹介
奥村歩[オクムラアユミ]
おくむらクリニック院長。1988年岐阜大学医学部卒業。1998年岐阜大学大学院医学博士課程修了、医学博士。同年North Carolina Neuroscience Instituteに留学。2000年岐阜大学附属病院脳神経外科病棟医長併任講師。2003年木沢記念病院にて「もの忘れ外来」開設。2008年「おくむらクリニック」開設。毎日多くの患者さんの診察をこなし、うつ病治療の最前線の現場に身をおいている。同時に、日本脳神経外科学会評議員、日本うつ病学会などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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