目次
植物にまつわる文様
水と水辺の文様
鳥や動物たちの文様
直線と幾何学の文様
文芸と器物の文様
天象と風景の文様
伝来と古来の吉祥文様
著者等紹介
弓岡勝美[ユミオカカツミ]
東京・原宿のアンティーク着物ショップ「壱の蔵」店主。ヘア・メイクアップアーティストとして活躍後、雑誌や写真集、CMなどで、着物の着付け・コーディネートを手がける。同時にきものや帯などのコレクションをはじめ、現代ではもう作ることができないような日本の技術の枠を、貴重なコレクションを通して世に広く知ってもらおうと数多くの出版物を制作。またアーティストとしては、古裂を使った押し絵や、縮緬細工などの作品で知られている
藤井健三[フジイケンゾウ]
京都市立芸術大学卒。1972年より2004年まで京都市染織試験場(現・京都市産業技術研究所繊維技術センター)に勤務。京都の染織産業の経緯に通じ、染織と織物の技術史、文様と色彩を研究。現在、財団法人西陣織物館顧問、社団法人日本図案化協会意匠顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きょう
9
表紙にうっとり。文様ごとに纏めてあるので眺めて楽しみました。残念ながら、サイズ的に織り目は見ることができませんが、解説をじっくり読んで想像を…。織りといえば川島と龍村。山崎豊子さん「錦」とたまに呉服屋さんで見る龍村織物、これもか~でした。相良(刺繍)も纐纈(染)も織で再現したという。袋帯は格式高く文様も端正で素敵、しかし丸帯の盛装感といったら~舞妓さんの?季節感と絵画感とテクスチャー。まるで纏うタペストリー。纐纈の落葉(きっと桜)の実物を見て触ってみたいです。2020/05/24
よみびとしらず
2
刺繍かと思っていたものの多くが、織りの技術だったのか。よく見る模様から珍しいものまで。これからの季節P137の色紙に竹文様など清々しくて良いと思う。他にも苺や薔薇のような可愛らしいものや、中華趣味の蜀江文やオリエンタルな更紗、純和風の花車、粋な間道など、とても多彩。冊子や文字すらも文様として成立するんだ……。絢爛で色数が多くくらくらしちゃう頁もあるけど、目の保養に良い。2020/05/22
mamaboo
1
図書館本。私の住む隣の市の図書館3館は司書さんの趣味か、得意分野が違うのが面白い。自分では思いつかないデザインに会えるので、着物や帯の本は見ていて楽しい。
hrurururu
0
オールカラーで文様の由来や、文学的出展まで網羅していた。図書館で借りて読んだけど、入手しようかと思わせる良本でした。2014/06/08
さいうら
0
ゼミ室でチラ見。2010/03/05
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