内容説明
高校2年の藤堂みのりは、4つ年上の姉・咲耶と何年も口をきいていない。ある日、その咲耶が大学からの帰り道、忽然と姿を消した。憎みながらも、姉をさがし始めるみのり。それはほかならない、失われた「自分」をさがす旅でもあった―。注目の作家による「泣ける」新感覚小説。
著者等紹介
佐伯紅緒[サエキベニオ]
東京都生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、百貨店、料亭、IT企業など様々な職場を経験し、フリーライターに。2006年書き下ろし小説『エンドレス・ワールド』(世界文化社刊)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおり
4
難しかったです。ついていけない。話しの内容は面白くてどんどん読み進められるけど、だから、結局なんなの?になりました。合いませんでした。2018/09/01
ぎんりょうそう
1
オカルトとか霊能者が話の中心にあるので、超常現象で話を結ぶのかと思ったが、みのりに助言した人たちはだれもが、人として生きるこで本当に大切なことだった。読み終えて、これはホラーでもミステリーでもなく青春小説なんだと感じました。2011/09/19
-木蓮-
1
この話は村上春樹ワールドに似てる―テンポは全然違うけど。探し物を求め、どこかに旅立ち、カケラを探す。私もいつか、探し物をしに旅に出てみたいな。2011/01/28
こは
0
冒頭は姉の失踪した話で、これは姉を探しに行く物語だと思いきやスピリチュアルな展開でややついていけず。没頭もできなかった。ただ、姉に対する妹の劣等感や、母が娘二人にそれぞれ違うことを言い放っていた点などは好き2017/01/14
きみどり
0
書きたいテーマがあっても、それを小説にするというのはすごく難しいことなのだと思う。作者のメッセージは受け取りました!2014/08/15




