内容説明
鉄道は人の想いを運び、写真家は心の風景を写す。大切なあなたに伝えたい!真島満秀が綴る、旅と人生の物語。風のようなことばと写真が心に沁みる。
目次
列車の風景(桜前線;花列車;春の山;田植え時 ほか)
駅の風景(桜時;花畑;思い出;朝の風景 ほか)
線路と車窓の風景(線路の風景;廃線;ローカル線;鉄道の時間 ほか)
著者等紹介
真島満秀[マシマミツヒデ]
写真家。真島満秀写真事務所主宰。日本写真家協会会員。1946年、長野県生まれ。広告代理店を経て、エディトリアルフォト、作家活動へ。現在、鉄道写真の第一人者として、出版界を中心に広告、テレビの世界まで幅広い活動を展開中。鉄道と旅をテーマに、人の想いをも描く映像は、国内外で高い評価を博している。ADC(アートディレクターズクラブ賞)他、数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆めいたまん☆
1
一人旅にはまってから鉄道が好きになった。車窓の景色を眺め、未だ見ぬ土地に想いを馳せるのが楽しい。真島氏は他にも鉄道の写真集を出してるようで、読んでみたい。2016/12/16
そらいろ
1
【図書館】鉄子と呼べるほど気合は入っていないが、列車でのんびりとぼーっと車窓から風景を眺めるのが好きだ。最近何処にも行ってないな、と借りてみた。自然の中を縫うように走る鉄道。迎える駅。それを守る駅員。乗り降りする客。それらを写真と文章とで紡ぎ、読み進めていくと湧き上がるものがあった。何だろう?これは。読み終わって気づく。駆られるような想い。これは「旅情」「憧憬」だ。車窓から流れる風景の躍動感。切り取られた風景の静かな一コマ。関わる人達の何気ないふれ合いや表情。何だか旅行したくなってしまった。勿論、鉄道で。2010/12/09
mustang
0
とてもきれいな本。こういう写真を撮りたい。2008/10/28