内容説明
この本では季節との関係が深い点前を選んでまとめました。とくに「続き薄茶」「葉蓋の扱い」「名水点」「洗い茶巾の扱い」「中置」「絞り茶巾の扱い」「釣釜の扱い」「透木の扱い」を学びます。
目次
1章 続き薄茶(続き薄茶とは;続き薄茶の所望 ほか)
2章 葉蓋の扱い 名水点洗い茶巾の扱い(葉蓋の扱い;道具の運び出し ほか)
3章 中置(濃茶点前)(中置とは;道具の運び出し ほか)
4章 絞り茶巾の扱い釣釜の扱い透木の扱い(絞り茶巾の扱い;絞り茶巾を仕込む ほか)
5章 四季の茶道具
四季の点前についての質問箱
著者等紹介
阿部宗正[アベソウセイ]
1931年仙台市に生まれる。1953年、茶道裏千家今日庵入庵。現在、茶道裏千家業躰・社団法人茶道裏千家淡交会理事。業躰として講習会、研究会などを通じ、全国社中の指導にあたる。また、裏千家学園茶道専門学校で実技・講義を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenken_texas
4
・四季の折々に行う様々なお点前を季節ごとにまとめた本。 裏千家の稽古に中々参加できないので読んでみた。 ・概要を知るのには良いのだが、お茶の本に往々にしてあるように、一番重要な基礎の動作は一切記載されていない。そういう所は先生から学びなさい、という裏千家からの意思をひしひしと感じる。 ・個人的には、メジャーな炉点前から絞り茶巾などを、体系的に知る事ができるのは〇。でも細かい所作はぶっちゃけYou Tubeで事足りる。2022/01/03
いるか
0
年に一時期しかない季節のお点前。特定の時期にやるので季節が感じられる反面、覚えるのが難しい。そんなお点前を復習するのに、とても便利。