ビジュアル版日本の古典に親しむ
雨月物語

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784418072026
  • NDC分類 913.56
  • Cコード C0393

目次

第1部 「白峯」
第2部 「菊花の約」
第3部 「浅茅が宿」
第4部 「夢応の鯉魚」
第5部 「吉備津の釜」
第6部 「蛇性の淫」

著者等紹介

藤本義一[フジモトギイチ]
小説家。昭和8年~。大阪府生まれ。昭和33年、大阪府立大学経済学部卒業。大学在学中にラジオドラマ「つばくろの歌」で昭和32年度芸術祭文部大臣賞を受賞。宝塚映画を経て昭和37年に放送作家として独立し「法善寺横丁」などを手がける。昭和49年には『鬼の詩』で第71回直木賞を受賞。またテレビ番組の司会者としても活躍、昭和40年からスタートした日本テレビの深夜番組「11PM」では最終回となった平成2年まで実に2520回もの間、司会者を務めあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sofia

36
雨月物語の「蛇性の淫」は初めて読む。うわあ、怖い、怖い。元は「白峯」をじっくりと、と思ったが、藤本義一が描いていてわかりやすい。背景に写真が載っているが、雲井御所跡、白峯寺などは行ったことある。「白峯」を読んでまたゆっくり見て回りたい。「怪異」小説は怖いよ。2022/12/12

まぶだむ

5
『雨上がり月霞む夜(西條奈加)』からの本作。 『雨月物語』に縁のある地を訪れたくなる一冊。2019/12/04

あんさん

3
雨月物語から「白峯」「菊花の約」「浅茅が宿」「夢応の鯉魚「吉備津の釜「蛇性の婬」を採録。単なる不思議さ恐ろしさだけでなく、人というものの業の深さを、悲しくも感じさせてくれる。2022/06/17

なにょう

3
民俗学者の谷川健一さんが「白峰」はいいと言うので読んでみた。なるほど、どの話も面白い。写真もついているが、実は内容とあんまり関係ないね。きれいなのはきれいだけど。ただ怖いとかじゃなくて、もの悲しい物もある。2014/08/15

あすこ

3
大島渚の御法度の劇中で、武田真治が演じた沖田総司が菊花の約を読んだというくだりがあり、興味を持ち図書館で借りた。世間は村上春樹一色の本日、古典文学の入り口に立つ。なんちゃって。蛇性の婬がいい。ファンタジーでセクシーで。2013/04/12

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