内容説明
ハプスブルク帝国末期の美神エリザベート、その謎に満ちたライフ・スタイル。ウィーン、ブダペスト、ギリシャ・コルフ島…貴重な現地写真を一挙掲載。「永遠の美」を追い求めた悲劇の皇妃エリザベートの真実に迫る、待望の「ビジュアル伝記」決定版。
目次
プロローグ ウィーン生まれの華麗な舞台「エリザベート」に捧ぐ
第1章 天真爛漫の少女時代
第2章 運命の出逢い
第3章 華麗な結婚式
第4章 カイザー・ヴィラ
第5章 バイエルンの薔薇
第6章 アキレイオン荘
第7章 旅への誘い
第8章 ハンガリー王妃
第9章 ヘルメス・ヴィラ
第10章 刻々と迫る死の影
第11章 気高く孤高に生きた皇妃の住まい―シェーンブルン宮殿、ホーフブルク王宮
エピローグ 永遠の美、シシィ伝説
著者等紹介
南川三治郎[ミナミカワサンジロウ]
写真家。1945年三重県生まれ。東京写真大学卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾・第1期出塾。パリを拠点にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当て取材活動をするフォトグラフィック・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロピケ
3
エリザベートの生涯をざっと知りたくて読みました。悲劇の后妃というせいか、この手の本としては、著者の情感がたっぷりで驚きました。2010/12/10
もか
2
女性として美を追求して愛されてってのは見習いたいほど。自由に振る舞うなら、その分責務もこなしていれば、本当に歴史が変わっていたのかも…(L)2022/11/27
yobooko
1
この人のことを知ってるつもりでいましたが、本書を読み全然知らなかったことに気付きました。美しくあるための努力や隠れた悲しみなど苦労がしのばれます。写真も多くて彼女をかなり理解できた気がしています。2013/09/19
ダージリン
1
写真が多くエリザベートを偲ばせる。2011/07/01
リトル★ダック
1
皇后エリザベートの一生を紹介するエピソード、絵画、宮殿の数々。皇妃の一生を悼みつつも、その豪奢にはため息をつきます。2009/10/12