内容説明
筆ペンやえんぴつでなぞるだけで心が綺麗になる、一〇三首のやまとことば。
目次
第1章 「万葉のあけぼの」(磐姫皇后―秋の田の穂の上に霧らふ朝霞…;聖徳太子―家ならば妹が手まかむ草枕… ほか)
第2章 「愛と情熱の讃歌」(持統天皇―春過ぎて夏来たるらし白栲の…;大津皇子―ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を… ほか)
第3章 「望郷の歌人たち」(山部赤人―田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ…;山部赤人―古昔の古きつつみは年深み… ほか)
第4章 「たそがれの詩情」(聖武天皇―おほの浦のその長浜に寄する波…;光明皇后―わが夫子と二人見ませばいくばくか… ほか)
著者等紹介
枦元華園[ハゼモトカエン]
日本ペン習字研究会理事。埼玉県鴻巣市在住。日本ペン習字研究会で師範を務めるかたわら、日本書道学院常任理事、読売書法展幹事、朝日カルチャーセンター小筆講師、税務大学校ペン習字講師など幅広い活動を実施している
池田彌三郎[イケダヤサブロウ]
国文学者。大正13年~昭和57年東京都生まれ。折口信夫に師事し、その没後は『折口信夫全集』の編集に心血を注いだ。慶應義塾大学教授を務める一方で、国語審議会の委員を務めた。昭和55年、『池田彌三郎著作集』(全10巻)で芸術選奨文部大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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