出版社内容情報
太夫・三味線・人形の織りなす、文楽の世界をわかりやすい解説と美しい舞台写真で紹介。初心者でも見所がわかる丁寧なガイド。
内容説明
太夫・三味線・人形の織りなす、華やかにして情細やかな文楽の世界。時代物・世話物50演目をわかりやすいあらすじと美しい舞台写真で紹介。―初心者でも「観どころ」「聴きどころ」を逃さず楽しめる懇切丁寧なガイド。
目次
文楽名作50選(三大名作;時代物・女の巻;時代物・男の巻;世話物;景事)
舞台おもてとうら
文楽いまむかし
文楽を観にいこう
著者等紹介
高木秀樹[タカギヒデキ]
文楽研究家。文楽・歌舞伎の同時解説放送、イヤホンガイド解説者。日本舞踊や歌舞伎公演などの制作にも携わる。NHK教育テレビ『文楽鑑賞入門』講師。歌舞伎・文楽の劇場中継、副音声解説担当
青木信二[アオキシンジ]
児童書出版社に勤務後、写真家安東紀夫に師事。国立劇場勤務。切手・メトロカードなどにも写真が採用される。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
7
三浦しをんの『仏果を得ず』を読んで少し興味をもったのでところどころ抜粋読み。人形浄瑠璃の基礎解説も写真があり分かりやすかった。『義経千本桜』など題名で義経が主役だと思っていたものも実は違っていたことに驚いた。とりあえずはDVDを借りて本物をみてみたい。2014/09/15
真鳥
7
「仏果を得ず」を読んで。歌舞伎や能・狂言はかじったものの、文楽は未知の分野だったので。名作50作の筋立ては結構知っているものもありました。巻末の基礎知識がためになります。NHK「にほんごであそぼ」の作りが、ちゃんと文楽の作法に則って作られているのがわかったりして面白かったです。2010/10/21
いっぽ
4
11月文楽を見に行く前にと図書館で借りて読んだが、これは手元に置いておいて見に行く演目をその都度確認するための本だな。一度読んだくらいじゃダメですね。2014/11/17
カムラ
3
一年に1回行くかどうか…程度のライト鑑賞勢だけど、なんやかんや「あ、これ見に行ったな、この役回りは○○さんがやってたな」「この登場人物ステキだったなあ」といった演目が結構増えていて、読んでるとアルバムを眺めてるような感覚になった。シンプルなあらすじ解説なのに思い出してるうちに涙ぐんだりもして、たった1回観ただけでもこんなに自分の中に残っていたのか…!と文楽の持つ「訴えかける力」に驚く。もっと流行ってほしい存在。2025/02/04
しも
2
この本を片手に三浦しをんさんの「仏果を得ず」を再読したい。ストーリーだけでなく、人形遣いや首なども紹介されていて、映像で見たいな。2013/02/02
-
- 和書
- 源氏物語の宗教意識の根柢